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東京都西久保にて雨漏りを機に天窓を板金で塞ぎました2025.05.28

東京都西久保にて3階天井の天窓付近から雨漏りしたのをきっかけに、合計2か所の天窓周り補修工事を行うことになりました。弊社では天窓付近の雨漏り対策工事として、 ”完全に板金で覆って塞ぐ” 、 ”外側の天窓周りをコーキングなどで補強(雨水の侵入経路を塞ぐ)をし、天窓は今まで通り使用する” の2択の提案があります。
今回のお客様は、日中3階の部屋をほぼ使用することがなく、片方の天窓に関しては太陽の光が照らす場所に明かりを必要としていない点や、開閉式の天窓ではなく換気システムに影響をしない点から、完全に塞いでしまっていいという結論になり、板金でカバーする内容での施工になりました。反対に、もう一方の天窓は使用しており気に入っていらっしゃったため、天窓はそのままの状態で残し窓枠周りを外側からコーキングで補強をする内容での施工になりました。


天窓をそのままの状態で残し補強する場合、まず窓枠周り(雨水の侵入経路になる可能性がある部分)にコーキングを打ちます。紫色のテープではみ出さないように養生をした後、黒いゴム(コーキング)をなぞります。内側の四角い黒い部分がコーキングしたところになります。四角い部分は新築時にもコーキングが施されていましたが、経年劣化によりゴムが固くなり隙間が空く、亀裂が入ることで雨水が侵入することがあります。古いコーキングは役割を果たさなくなってしまうため、新たにすることで機能を復活させます。

天窓を完全になくす板金カバーでは、防水紙を上から貼り浸水に対する強度を高めます。その後、板金の板を窓よりも大きめの四角い型を取り、角を織り込み被せていきます。被せる作業が終わると、板金が強風や台風で飛ばないように周りをビスで留めていきます。

窓枠周りと天窓を板金で覆う補修工事、天窓をそのまま残し補強する工事をした後は、雨の日を過ごしていただき以前の様に雨漏りをしないかの確認を念のために行っていおります。また、1度の雨ではなく連続して雨が続いた場合に前回と同じ部分が雨漏りした際は対応させていただきますので、お気軽にご相談ください。