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川崎市多摩区登戸でお家の付帯部の水切りをケレンし錆止め塗装しました2025.05.28

今回は、川崎市多摩区登戸でお家の付帯部の水切りをケレンして錆止め塗装をしました。

水切りとは、写真の様に建物の外部の下まわりに設置されている金属や樹脂製の部材で、主に雨水の効率的に排水し、建物内部への侵入を防ぐ役割を果たします。
外壁と基礎の間や窓の下や屋根の接合部などに設置され、雨水が伝って流れるのを防いでくれます。
また、建物の劣化や腐食、カビ、シロアリ被害などを防止してくれる機能もあります。
特に基礎の水切りは、外壁材の下端からの雨水の吸い上げを防ぐためにも重要な部材です
一般的には金属製の部品が多く使われています。
金属製品なので経年劣化で錆や穴あきなどがおこります。なのでそうなる前に塗装で保護してあげる必要があります。
金属部品の塗装する前に行う工程の事をケレンといいます。塗装同様職人の手作業にておこないます。
ケレンとは表面の汚れ、油分や錆の除去、塗料の密着性を高める、既存塗膜の剥がれの防止、表面に細かな傷を付けることで塗料の食いつきをよくする等の意味がある作業になります。
ワイヤーブラシやスクレーパー、サンドペーパーを使用して行います。今回はサンドペーパーを使用して作業を行いました。
塗装前に高圧洗浄を行っていますが、表面の防錆油等が残っているため必要な作業になります。

ケレン作業を行い、防錆性能がある下塗り塗料で塗装をしていきます。
実際に塗料を塗ってしまえば、塗装直後はケレンをしようがしまいが綺麗にしあがりますし、仕上がりの違いを見分けることは難しいです。
ですがケレン作業をしたかどうかでその後の耐久年数が大きく変わってきます。できる限り綺麗な状態を長期間維持できる施工をご提供するのもプロの仕事なのでアイブイホームでは表面からは見えないこうした下地処理にも時間をかけて丁寧に作業をいたします。

錆止め塗装が終わり、その後しっかりと2回目の塗装を行い完成となります。
一つ一つの工程で作業を省くことなく、綺麗に仕上がりお客様の喜んでいただいている姿を想像し、施工をしていきます。