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川崎市中原区にてアパートの改装工事を行うための養生をしました2025.05.30

先日は、川崎市中原区にてアパートの改装工事を行うための養生をしました。養生は塗料が塗装面以外の部分にはみ出さないようにする工程であり、足場組みの洗浄後(塗装工程前)に行います。
養生の材料はマスキングテープ(紫色)、ガムテープ(黄緑色、ピンク色)、ビニールシートになります。まず、紫色のマスキングテープでカバーしたい部分の端(淵)をなぞるように貼っていきます。紫色のテープで塗料が塗装面以外に入り込まないようにバリアを作ります。塗料塗布面と塗布面以外の境目を綺麗する役割もあるため空気が入らないよう(接着面の凹凸が無いよう)仕上がりを意識しながら貼っていきます。マスキングテープは粘着跡が残らない反面、とても剥がれやすいため貼り付け面の埃を刷毛や指ではらい、その後一か所づつ丁寧に貼っていきます。

次に、(黄緑色、ピンク色)の「ガムテープ+ビニールシート」がついたものを紫テープ(マスキングテープ)の上から合わせて重ねるように張り付けていきます。これは、直接ガムテープ素材を室外機などのプラスチック製品に長時間貼ることで、外した時に粘着テープ跡が付くのを防ぐためになります。


夏の場合、冬よりも気温が高いため粘着テープ跡がより付きやすい環境にるため、より注意が必要です。もし外した際に、粘着剤がくっついてしまっていた場合はきちんと清掃を行います。
今回の様に、建物そのもの自体が大きく、”付帯部の数が元から多い”、”塗装面以外の場所が多い”、”色分けする部分が多い”等の場合、養生する工程の時間だけで1日以上かかることもあります。
下の写真は窓を養生している途中経過のものです。

窓の養生に関して住民の方が窓を開けたい場合、普段通り窓の開け閉めができるように全体を囲わないような形の養生をすることも可能なため、お気軽にご相談していただけたらと思います。