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目黒区目黒にてテナントビルの足場解体、裏側戸建ての足場組みに使用しました2025.06.10

目黒区目黒にてテナントビルの足場解体を行い、部材をそのまま使用して同日に裏側戸建ての足場組みを行いました。
足場の解体と足場組を同日に行うことで、効率よくスケジュールを立てられるため費用的な部分でメリットを提示できる場合があります。今回は工事現場のすぐ裏手であったため隣接している面をそのまま使用し、その分の足場費用を削減できました。また、今回以外でも横並び同士で屋根塗装、外壁塗装をする場合、重なっている面をお互いで共有できるため設置費用を削減できることもあります。

同じ建物の場合、足場組みと足場解体に要する時間は解体時の方が短くなります。
今回の4階建てのテナントビルの場合は3人で8時間、解体時は約半分の4時間程度になります。引き継いだ3階建ての戸建ての場合、設置時間が3人で5~6時間、解体は3時間程度かかります。足場組みや解体は雨の日でも問題ありません。安全靴を履き個々が滑らないよう意識し、お互い声をかけながら転倒リスクをきちんと回避して組んでいきます。足場の組み立て作業で最も避けるべきは作業者の疲労の重なりによる集中力の低下であるため(転落事故に直結するため)、きちんと休憩を取りながら進めていきます。

足場組みの流れとしては、重要な柱の下に敷板を敷きベース金具を設置していきます。組んでいく途中で、水平器を使用し柱や足場の横材が水平になっているのかを確認します。これは高い場所になればなるほど大事な作業になります。また設置している部材を確認した際に、水平になってない場合はジャッキ(足場の高さを変える部材)を調節していきます。足場を組み終わると黒いシートをかけて、完成になります。黒いシートは高圧洗浄の跳ね返り噴霧や塗料、資材などの部材が周りに飛ばないように保護するためです。また塗装を行う職人さん方の落下防止の役割も担っています。

足場を組む際に、敷地内に収まらず歩道や道路に被さってしまう場合、道路使用や道路占有の申請と許可を行っています。また、設置する場合も車や歩行者の安全を確保するためにガードマンを配置しています。

また、道路だけではなく建物の構造上「お隣の方の敷地内に入ってしまう」、「境界線の部分に割り込んでしまう」等の場合は設置の許可を頂くのと同時に、事前工事予定のお知らせを含めた挨拶も事前に行っています。
解体時は施工した建物とともに周りの建物に傷がついていないかの確認をしています。万が一、弊社の工事による傷が発覚した場合は、きちんと保険対応をさせていただくのでお客様含めた近隣の方々にもご安心していただければと思います。