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大田区南馬込にて雨漏りと蟻によりボロボロになった柱の補修を行いました2025.06.17

大田区南馬込にて雨漏りと蟻によりボロボロになった柱の補修を行いました

大田区南馬込にて雨漏りと黒蟻によりボロボロになった柱の補修工事を行いました。木部を新しいものに取替え、以前と同じような柱の色味になるよう防腐剤が含まれた木目を生かす木材用の塗料を使用し塗装を加えました。

柱がボロボロになってしまった原因は、2階ベランダ床の防水が経年劣化により雨漏れを引き起こしており、その下にある柱を雨水が伝っていました。また、地面からの黒蟻が巣を作り柱の内部に空洞ができていました。

補修前の柱

今回のお客様は玄関前の柱ということで見た目の改善を重視されており、耐久性に関して5年程度持てば良いとのことでした。なるべく最小限の補修で費用を抑えたいということだったため、表面のボロボロになっている部分を取り除き、新しい板を被せる方法で施工しました。新しい板の素材は杉の木になります。下の写真でゴミ袋に入っているのは、取り除いた既成のボロボロになっていた木材になりこちらで回収し、破棄します。

補修前の木材

施工中は、蟻の再発生防止のため噴霧による速殺と殺虫剤のアリアトール(殺虫剤が含まれた粉状の餌を巣まで持ち帰り根本的に除去するもの)を撒きました。

アリ駆除

ベランダ防水効果切れによる雨漏りの影響も受けていたため、先に2階ベランダ床の防水工事を行いました。雨漏りをしている状態で、新規に補修で被せた柱が濡れないように柱自体の修復は後からの施工になります。

新しく被せた木材は取付けのみの場合、素材の色(淡いクリーム色)がそのまま出てしまうためキシラデコール(木材用の塗料)を使用し表面に塗布しました。

木材柱交換

キシラデコールとは、木材を日当たりなどによる紫外線や、雨や風の天候、今回のアリのような害虫や湿気によるカビの発生から保護する塗料になります。また、防腐や防カビ、防虫効果もあり、木材に直接浸透して内部から保護することができます。また、キシラデコールの特徴は塗料がのりやすく、塗りムラになりにくいため仕上がりを綺麗にすることができます。

木材柱交換

今回は家を支えている大事な柱ではなかった点、見た目の改善が第一であった点、耐久性は5年程度持てばいい点ということから、この施工内容となりました。大事な柱を取り換える場合は、途中で腐っている部分を丸ごと新しい柱に取り換えなければならないため、今回よりも大掛かりな工事となります。

また耐久性に関しても、5年以上持たせたいということであれば、樹脂を含んだ腐りにくい素材のものを使用するなど、木材の素材にもこだわることで費用面も変わってきます。費用面を含めて、どのような目的でお客様が工事を行いたいと望んでいるのかがとても重要になります。お客様のご要望に合わせた内容を常々提案しておりますので、まずはお気軽にご相談していただけたらと思います!



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