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大田区にて介護施設の手摺リペア工事を行いました2025.12.06

大田区にて介護施設の手摺リペア工事を行いました

大田区にて介護施設内の手摺リペア工事を行いました。
日々多くの患者さまやスタッフの方が利用される手摺は、想像以上に負荷がかかっている場所です。特に医療機関では、車椅子やストレッチャー、配膳ワゴンなどが壁や手摺に接触しやすく、どうしても傷やへこみが目立ちやすくなります。今回ご相談いただいた病院様でも、「見た目が悪くなってきたので補修してほしい」とのことで、既存の手摺を新しいものに交換するのではなく、部分的にリペアで仕上げる工事となりました。

まずは現地調査です。手摺の素材は樹脂系のカバータイプで、表面には擦り傷が多く、部分的に欠けたような深い傷もありました。交換するとなると広範囲に及び費用も大きくなりますが、リペアであれば必要な箇所だけを補修できるため、コスト面でも大きなメリットがあります。

工事当日は、施設館内ということもあり、周囲への配慮を第一に作業を進めました。まずは作業範囲をしっかりと養生し、通行される患者さまやスタッフの方の動線を妨げないように準備します。リペア作業中は、機材の音が極力出ないよう丁寧な手作業を中心に行い、運営に支障が出ないよう細心の注意を払いました。

補修工程としては、まず表面の傷を削り、下地処理を施した後、専用のパテで欠けた部分を成形します。その後、手摺全体と色が合うよう調色した塗料を吹き付け、自然な仕上がりになるよう丁寧にぼかしていきます。今回の手摺は色味が微妙な木目調だったため、照明の色も考慮しながら色合わせを行いました。最後にクリアで保護層を作り、見た目にも強度的にも安心できる状態に仕上げました。

補修後は、まるで新品のように自然な仕上がりとなり、病院の担当者の方にも「交換したのかと思いました」とお喜びいただけました。リペア工事は、ただ傷を隠すだけではなく、施設の雰囲気を保ち、利用される方に安心感を与える大切な作業だと改めて感じる現場でした。

介護施設のように利用者が多い施設では、どうしても日常的に傷や汚れが発生しやすいものです。しかし、部分的なリペアをうまく活用することで、費用を抑えつつ美観を長く維持することができます。今後も引き続き、施設の運営を支える一助となれるよう、丁寧な作業を心がけていきたいと思います



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