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大田区久が原で屋根の棟鈑金を固定する貫板を取り付けました。2025.06.27

今回は、大田区久が原で屋根のカバー工事を行っている現場の棟鈑金を固定する為の貫板を取り付ける作業をしました。

貫板(ぬきいた)とは、屋根の棟部分に取り付ける木材の事を指します。屋根の構造を支える重要な部材の1つで、主に棟鈑金を固定するための下地材として使われています。
この貫板は、経年劣化したり、雨水の侵入で木材が腐食をおこしてしまいます。
腐食をおこしてしまうとビスや釘が浮いてきてしまい結果的に鈑金を固定できなくなってしまい、強風や台風などの際に外れてしまったり、飛んでしまうといった被害に繋がってしまいます。
棟鈑金が浮いてしまうと隙間が大きくなってしまうので、雨水が浸入しやすくなり、下地材である野地板や垂木を腐らせてしまったり、室内への雨漏りの原因にもなります。

また、被害が大きくなってしまうと、修理の際に費用がかさんでしまうので、定期的な点検を専門の業者に診てもらう事をおススメいたします。
最近では、悪質な点検商法の被害も増えているのでむやみに屋根に登らせる事はさせないようにしてください。
アイブイホームでは、基本的には屋根の点検や高所の点検ではドローンを使用して点検を行っています。
実際に、ドローンで棟鈑金の釘の浮きなども確認できるのでしっかりと細部まで点検をすることができます。

また、従来の貫板とは変わり樹脂貫板という商品もあり、こちらは木材ではなく樹脂(ポリスチレン)や再生プラスチックの物で特徴として、雨に濡れても変形しにくく腐らないというもので木材と比べ耐久性も高くなっています。
しかし、従来の木材と比べると少し割高となっているためお見積りの際にはしっかりと比較してみてください。
今回のお客様は比較してもらい結果的にコストと耐久性をみて従来品での施工となりました。
屋根工事は、実際に使う屋根に重点がいきがちですが、それを支える細かい部材などにもちゃんと寿命があります。
当社は見積書にも使う屋根材やそれを支える細かい部材の商材名も表記させていただいています。
大切なお家の工事ですので、見積比較をする際には、屋根だけではなくその他の部分にも注目をして見るようにしてください。