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2025.11.08DIY外壁塗装は可能?プロに任せた方が良い理由と境界線最近ではホームセンターやネット通販でも塗料や道具が簡単に手に入るようになり、
「外壁塗装をDIYでやってみたい」と考える方も増えています。確かに、道具さえ揃えれば“できなくはない”作業ですが、
外壁塗装には専門知識と高所での安全対策、下地処理の技術 が求められます。ここでは、DIYでできる範囲と、プロに任せた方が良い理由をわかりやすく解説します。

■ DIYでも可能な範囲
外壁塗装の中でも、以下のような小規模な補修や部分塗装であれば、DIYでも対応可能です。
- ベランダの手すりやフェンスなどの鉄部のサビ止め・再塗装
- ブロック塀や門柱などの塗り替え
- 1階部分の外壁の一部補修(脚立で届く範囲)
- 木部の塗装(ウッドデッキなど)
これらは比較的低所で行えるため、危険が少なく、ホームセンターで手に入る塗料でも対応できます。
ただし、見た目を整える程度であれば問題ありませんが、建物を長持ちさせる防水性能を保つという点では限界があります。
■ プロに任せた方が良い理由
① 高所作業の危険性
外壁塗装は2階以上の高所での作業がほとんどです。
安全のためには足場の設置が不可欠で、個人で組むことは非常に危険です。② 下地処理の精度
塗装は「下地処理」で9割が決まるとも言われます。
ヒビ割れ補修・シーリング打ち替え・高圧洗浄などを正しく行わないと、
どんなに良い塗料を使っても、数年で剥がれや浮きが発生してしまいます。③ 使用する塗料の性能
市販のDIY用塗料は、プロ用塗料に比べて耐久性・密着力・防水性能が劣ります。
一方、プロが使用する塗料はメーカー保証が付き、10〜15年の耐候性を発揮します。④ 美観と仕上がりの差
職人の塗り方(ローラー・吹付け・重ね塗りのタイミング)は、見た目のツヤやムラのない仕上がりに直結します。
DIYではどうしてもムラ・タレ・色むらが出やすくなります。
■ DIYとプロの境界線
項目 DIYでも可能 プロに任せるべき 高所作業 × 危険が大きい ◎ 足場を組み安全に施工 下地補修(ヒビ・シーリング) △ 小範囲のみ ◎ 正しい施工と防水処理 塗料選定 △ ホームセンター品 ◎ メーカー推奨塗料 美観・耐久性 △ 数年で劣化 ◎ 10年以上長持ち 費用 ◎ 安価(材料代のみ) △ 高いが品質保証あり
■ まとめ
外壁塗装は「塗る作業」よりも「下地づくり」と「安全管理」が重要です。
そのため、建物全体の塗装はプロに任せるのが確実です。DIYは、あくまで小さな補修や部分的なメンテナンスに留め、
家を長く守るための本格的な塗装は、経験豊富な職人に依頼するのが理想です。 -
2025.11.08大田区仲六郷でお家の塗装しない箇所の養生作業をしました今回は、大田区仲六郷にて、外壁と屋根の塗装作業中の現場で
塗料を塗らない箇所や、飛散による付着を防ぐための養生作業を行いました。塗装を行う前に欠かせない大切な工程が「養生(ようじょう)」です。
この作業を丁寧に行うことで、仕上がりの美しさと品質が大きく変わります。養生とは、塗装作業中に塗料が付着してはいけない部分を保護する作業 のことです。
外壁塗装では非常に重要な下準備のひとつで、職人の丁寧さが仕上がりに直結します。
養生の目的として、塗装中は、風やローラーのはねなどで塗料がサッシ・玄関・植木などに飛んでしまうことがあります。
ビニールシートやマスカー(テープ付きビニール)を使ってしっかり覆い、汚れを防ぎます。● 仕上がりのラインを美しくする
壁とサッシの境目や、軒天・雨樋との取り合い部分をテープでしっかり区切ることで、
塗装の「見切り線」が真っすぐ美しく仕上がります。● 安全と作業効率の確保
塗料の付着を防ぐことで、後片付けや清掃の手間を減らし、作業がスムーズに進みます。

■ 養生に使う主な道具
- マスキングテープ:見切りラインを取るためのテープ。粘着力が弱く剥がしやすいのが特徴。
- マスカー:テープとビニールシートが一体化した養生材。広い範囲を素早く覆えます。
- ブルーシート:地面や庭木など、大きな範囲の保護に使用。
- ノンスリップマット:玄関まわりや通路など、滑りやすい箇所を保護する際に使用します。
■ 養生を行う箇所の例
- サッシ・玄関ドア・窓まわり
- エアコン室外機・フェンス・車
- 植木・床面(タイル・土間など)
- 隣家との境界部分やカーポート
■ 養生の注意点
- サッシや金物部分を傷つけないよう、テープを慎重に貼る。
- 塗料が乾いてから養生を丁寧に剥がす。
- 長期間貼りっぱなしにすると、テープ跡や変色の原因になるため注意が必要です。
■ まとめ
養生は「塗装の下準備」でありながら、
仕上がりの美しさを決める最重要工程のひとつ です。どんなに良い塗料を使っても、養生が雑だと美しい仕上がりにはなりません。
丁寧に養生を行うことで、建物を汚さず、見た目にもきれいな塗装を実現できます。 -
2025.11.08大田区にてALC外壁に水切り代わりでリブトタン取付行いました大田区にてALC外壁の一部に水切り代わりとしてリブトタンを取り付ける工事を行いました。
ALC外壁は耐火性や断熱性に優れた外壁材ですが、経年劣化により外壁の継ぎ目や下部から雨水が伝いやすくなることがあります。
そのため、今回は雨仕舞いの改善を目的に、リブトタンを使って水切り兼用の板金施工を行いました。
■ 施工前の状態
現場はALC外壁の下部に雨水が流れ込みやすい箇所があり、長年の影響で一部のコーキングが劣化していました。
通常であれば水切り板金を設けますが、今回はデザイン性と強度の両立を考え、リブトタンを水切り代わりとして取り付ける方法を採用しました。■ 施工の流れ
まずはALC外壁の水平ラインを確認し、リブトタンの取付位置を墨出しします。
ALCは下地が硬く、アンカーが効きにくい部分もあるため、ビス位置を慎重に計画します。
現場の寸法に合わせてトタンをカット・折り加工。
リブの立ち上がり部分を外壁に沿わせながら、ステンレスビスで確実に固定していきます。
コーナーや端部は水が溜まらないように角度を取り、水の流れを意識した取り付けを行いました。シーリング処理・仕上げ
ジョイント部やビスまわりには防水用のシーリングを丁寧に施工。
外壁との取り合い部分も、雨水の侵入を防ぐように仕上げました。
■ 施工後の様子
施工後は、ALC外壁とリブトタンの取り合いがスッキリとした印象に仕上がりました。
従来の水切り板金よりもデザイン性が高く、外観にアクセントが生まれました。
また、リブトタンの形状により雨水がしっかりと下へ流れるため、防水性も向上しています。
今回のように、ALC外壁の一部にリブトタンを水切り代わりとして使用することで、
見た目のデザイン性を保ちながら、雨仕舞いの機能性を高めることが可能です。
金属製のリブトタンは耐久性も高く、長期的なメンテナンス性にも優れています。外壁の補修や雨水対策、デザイン変更をお考えの方は、
ぜひリブトタンを活用した板金工事をご検討ください。 -
2025.11.07江戸川区北葛西にて屋根塗装とタイル面の撥水塗装をしてきました今回は江戸川区北葛西にて屋根の塗装とタイル面の撥水塗装をしています。こちらのお家は数年前に外壁のみの塗装をおこなっており、屋根とタイル面が手つかずの状態となっておりました。
屋根はコロニアル屋根といい一般的なスレート屋根となっております。外壁の状態は良く、再塗装を考えるには少し早いという状態でもあったことから今回は屋根の塗装とタイル面撥水塗装を選ばれております。


タイル面の撥水塗装は現在の雰囲気をほぼ変えることがないので現状のままにしたいとお考えの方には最適な材料となります。しっかりとセメント目地や表面を撥水してくれる材料なので水の侵入を防ぎ、が雨漏れのリスクを格段に下げる役割を果たしております。
屋根塗装は遮熱効果のある塗料を採用しています。色合いもオレンジで非常に鮮やかな仕上がりとなっております。

遮熱効果はお家の中の温度をマイナス3度から4度下げるといわれており、近年の夏などで絶大な効果を発揮してくれます。また自治体によっては遮熱効果塗料を使用することで助成金が下りるなど、お得な塗料となっております。助成金は自治体によって金額もバラバラであり、申請の仕方もそれぞれですので詳しく聞きたいなどお考えの方は是非アイブイホームにお問い合わせください!
遮熱効果のある塗料を使用し金銭面も暑さ軽減も得する施工を目指したいですね!!
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2025.11.07外壁塗装における雨天時の作業はどうする?中止判断と工期の組み直し外壁塗装や屋根工事などの屋外作業において、雨天時の判断は品質と信頼を左右する非常に重要なポイントです。塗料やシーリング材、防水材は水分に極めて弱く、雨や高湿度下で施工すると密着不良・膨れ・白化・早期剥離といった不具合を招きます。職人の基本姿勢として「無理に進めない」「乾燥を待つ」は鉄則であり、見た目の乾きではなく下地の含水率まで考慮して判断します。

中止判断の目安は、降雨中・降雨直後・湿度85%以上・気温5℃以下です。特に梅雨時期や秋雨前線の時期は、予報にない小雨が急に降ることも多く、朝の判断だけでは不十分です。そのため、現場では雨雲レーダーや湿度計を併用し、空の色や風向きまで確認して1日の作業計画を立てます。たとえば、午前中に降雨があれば午後に塗装は行わず、壁面や屋根の乾燥を優先します。表面が乾いていても内部が湿っていれば塗料が密着しないため、最低でも2〜3時間の乾燥時間を確保します。

また、雨の日には作業内容を柔軟に切り替えるのがプロの現場対応です。たとえば、足場の安全確認・養生の補修・資材整理・付帯部のケレン(下地調整)など、雨でも可能な作業を進めておくことで、翌日の晴天時にすぐ塗装工程へ移れるように段取りを整えます。これにより、全体のロスを最小限に抑えることができます。
とはいえ、長雨が続くと工期への影響は避けられません。通常、外壁塗装工事では予備日を2〜3日程度組み込むのが一般的です。これを超える天候不良が発生した場合は、現場責任者が工期の再設定を行います。信頼できる業者は「現在の施工状況」を具体的に説明し、天候によるリスクを誠実に共有します。安易に「多少の雨なら大丈夫」と進める業者は、仕上がりの品質管理に不安が残ります。

プロにとって最も重要なのは「仕上がり品質を守る判断力」です。工期よりも耐久性を優先し、塗料メーカーが定める施工環境を厳守することで、10年・15年と長持ちする塗膜を実現できます。雨天時にしっかり中止判断を下せるかどうかが、真の職人の力量を示すポイントです。
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2025.11.07品川区にて線路近くでの夜間足場組工事を行いました品川区にて線路近くの建物で行った夜間の足場組立工事についてご紹介します。
こちらの現場は線路に面した位置にあり、昼間の電車運行中は安全確保が難しいため、終電後の夜間に作業を行いました。
夜間作業は時間との勝負です。電車の運行が終わる深夜0時頃から始まり、始発が動き出す前の早朝4時頃までが実際に作業できる時間となります。
限られた時間の中で安全かつ確実に作業を進めるため、事前の段取りと打ち合わせを入念に行いました。
暗い中での作業では小さな段差や部材の位置確認が難しくなるため、照明と声かけの両方で安全を確保します。線路に面した外壁の塗装補修工事に伴うもので、設置位置が非常にシビアでした。
万が一にも資材や工具が線路側へ落下しないよう、メッシュシートを二重に設置し、工具には落下防止用のストラップを取り付け。手元の確認を徹底しました。
また、終電後とはいえ、現場周辺の住宅地に配慮し、無駄な大きな音を出さないよう注意を払いながら作業を進めました。
ボルトの締め付けなども、電動工具ではなく手締めで行う場面もありました。深夜の静けさの中、照明だけが現場を照らす独特の雰囲気。
時間との戦いではありますが、緊張感を持ちながらもチーム全員が声を掛け合い、安全第一で作業を進めました。作業終了後は、始発運行前にすべての資材と道具を撤収し、線路側への影響がないことを最終確認。
現場の清掃を終え、無事に作業を完了しました。
夜間・終電後の作業は体力的にも大変ですが、昼間ではできない線路近辺の安全施工を行うためには欠かせない工程です。
今回も無事故で終えられたことに感謝し、今後も引き続き、安全で丁寧な施工を心がけていきます。 -
2025.11.05ペットや小さなお子様がいる家庭の工事配慮ペットや小さなお子様がいるご家庭の外装工事で大切な配慮ポイント
外壁塗装や屋根工事などの外装リフォームを行う際、ペットや小さなお子様がいるご家庭では、工事中の環境配慮がとても重要です。塗料の臭いや騒音、職人の出入りなど、普段と違う状況が続くことでストレスを感じてしまうことがあります。今回は、家族全員が安心して工事を進められるためのポイントをご紹介します。

■ 塗料の安全性と臭い対策
外壁塗装で使用する塗料には、臭いの強いものもあります。特にペットや小さなお子様は嗅覚が敏感なため、低臭タイプ・水性塗料を選ぶことが大切です。近年は「F☆☆☆☆(フォースター)」認定の安全性が高い塗料や、室内環境基準をクリアしたエコ塗料も増えています。工事前に業者へ「ペットや子どもに配慮した塗料を使用したい」と相談することで、安心して施工が進められます。
■ 騒音や人の出入りへの配慮
工事中は高圧洗浄機や足場の組立音などが発生します。スケジュールを事前に共有してもらうことで、在宅時間や散歩のタイミングを調整できます。また、玄関や庭に職人が出入りする際は、ペットの脱走防止対策も忘れずに行いましょう。ネットフェンスを設けたり、別室に避難させたりすることで安全を守れます。
■ 空気の入れ替えと室内環境の工夫
塗装期間中は窓が開けられない時間が続くこともあります。空気清浄機や換気扇を活用し、室内の空気を循環させる工夫を行いましょう。特に小さなお子様が過ごす部屋は、臭いの影響を受けにくい場所を選ぶことがポイントです。
■ 施工業者の選び方も重要
ペットやお子様のいる家庭での施工経験が豊富な業者は、生活リズムや安全面を考慮した工事計画を立ててくれます。口コミやホームページで「配慮施工」「丁寧対応」などのキーワードをチェックすることもおすすめです。

まとめ
ペットや小さなお子様がいる家庭では、「安心・安全・快適」に配慮した工事が欠かせません。
塗料選び・騒音対策・安全確保を事前に相談し、家族全員が笑顔で過ごせる工事期間を実現しましょう。信頼できる業者としっかり打ち合わせを行うことで、ストレスのない外装リフォームが可能になります。 -
2025.11.03足立区で遮熱塗料を使用して屋根塗装をしました遮熱塗料で快適・長持ち!屋根塗装の重要性とその効果
屋根は、住まいの中で最も紫外線や雨風の影響を受ける部分です。直射日光によって高温になる屋根は、建物全体の温度にも大きく関わっています。そして実際、日本ではこの10年ほどで夏の平均気温が数度上昇しており、暑さが“以前より明らかに増している”といえます。例えば2025年の夏には、過去30年平均を上回る+2.36℃という偏差が観測されました。
そのため、遮熱塗料を使った屋根塗装は、住まいを守りながら快適な室内環境を保つために、今や非常に重要な工事です。
■ 遮熱塗料とは?
遮熱塗料とは、太陽光に含まれる赤外線を反射し、屋根の表面温度の上昇を抑える塗料のことです。一般的な塗料と比べて、表面温度が10〜15℃程度低くなるケースもあります。特に、スレート屋根や金属屋根など熱を吸収しやすい屋根材に効果的です。

(上記は下塗りの写真です)
■ 遮熱塗料を使うメリット
遮熱塗料の最大のメリットは、夏の室温上昇を抑えて冷房効率を高め、光熱費を削減できる点です。夏の気温上昇が進んでいる今、この省エネ効果は住宅維持コストにも直結します。さらに、屋根の表面温度が下がることで、塗膜や屋根材の劣化を遅らせる効果も期待できます。つまり、屋根の寿命を延ばし、長期的なメンテナンスコストの削減にもつながるのです。

(上記は中塗りの写真です)
■ 屋根塗装のタイミングと注意点
屋根塗装の適切な時期は一般的に10年程度が目安ですが、最近のように夏の過酷さが増している環境では、より早めのメンテナンスが賢明です。色あせ・コケ・チョーキング(白い粉の付着)などが見られたら、塗り替えのサイン。遮熱塗料を選ぶ際には、実績ある塗装業者へ依頼し、屋根材に適した遮熱塗料を選定してもらうことが重要です。下地処理・下塗りの工程をきちんと行えば、遮熱効果と耐久性がより確実になります。

(上記は上塗りの写真です)
■ まとめ
日本の夏が10年前と比べて平均気温で数℃上昇している状況を踏まえると、遮熱塗料を使った屋根塗装は、見た目の美しさだけでなく、快適性・省エネ・屋根保護の3つを同時に実現できる重要な手段です。特に、夏の猛暑対策や屋根の早期劣化防止をお考えなら、遮熱塗料による屋根塗装を検討してみてはいかがでしょうか。定期的な点検と適切なタイミングでの塗り替えで、「夏に強く、長持ちする住まい」を守り続けましょう。






