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大田区大森南にて台風前に天窓(トップライト)からの雨漏りを防ぐ板金カバーをしました2025.07.31

先日、大田区大森南にて屋根についている天窓を板金でカバー施工しました。

きっかけは、築20年以上の経っていることもあり、天窓の経年劣化から窓枠周りの雨漏りが心配ということでした。
今回の外壁塗装補修・屋根塗装補修のタイミングと一緒に追加施工をし、今後の雨漏り予防のために対策したいとのことでした。
天窓カバーでは、既存の窓を外したり壊したり撤去するのではなく、窓がある状態でその上から板金を被せていく施工方法になります。撤去し新たに作りなおすというわけではないため、施工期間が短いというのが特徴です。今回の天窓2か所の場合、1日作業で終わりました。
天窓を板金で覆うことで、今までのように太陽の光を取り込んだり、換気をすることが出来なくなります。天窓カバー施工を希望するお客差はが基本的に「3階を利用していないため、天窓の機能を利用していない」「お家を購入した時点で天窓が付いており、そもそも自分たちの希望で取り付けたわけではない」「天窓があることのメリットよりも雨漏りをしてしまうことが怖い」という声が多いです。
天窓をそのままの状態で残すため、既存の窓枠周り(雨水の侵入経路になる可能性がある部分)のコーキング部に新たにコーキングを打ち補強します。コーキング(シーリング)はゴムでできているため、経年劣化により固くなり隙間が空いてしまったり、亀裂が入ります。古いコーキング(シーリング)は役割を果たせなくなり、雨漏りの原因になります。

コーキング(シーリング)で既存の窓枠周りを補強した後、天窓の上に防水シートを専用の接着剤で張り付けます。防水シートは台風などの強風の横風により雨水が万が一侵入してしまった場合の浸水予防線の役割を果たします。
防水シートを張り付けたら、板金を全面的に被せていきます。覆いかぶせた後は板金同士のつなぎ目の隙間や取り合いの部分にコーキングを打って終了になります。


カバー工法では廃材が出ないため、廃材費用や撤去費用がかかりません。
今回の様に、屋根や外壁を補修する際に天窓をついでに補修することで、足場をそのまま利用して施工することが出来ます。そのため、単体で天窓カバーを行う場合よりも足場代の費用対効果が大きくなります。
天窓周りからの雨漏りを気にされるお客様はとても多く、施工実績もあります。ご希望や不安など、まずは相談からでも対応しておりますので、お気軽にご相談ください!