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目黒区目黒にて戸建て屋根の塗装が必要か、必要ないかの状態検査を行いました2025.08.07

先日、目黒区目黒にて戸建てパミール屋根の塗装が必要か、必要ではないかの状態検査を行いました。
検査後は写真をお客様にお見せしながら、現状を詳しく説明しました。


今回のお客様は、検査前に築年数的には塗装の時期に入っていることをお伝えしました。しかし、検査を経てパミール屋根であることが分かり、劣化状態から見て塗装補修は勧めませんでした。
基本的に、パミール屋根の場合はカバー工法補修か葺き替え補修が望ましいです。お客様自身が補修を行うことで、この先10年以上は確実にお家を持たせたいと望まれておりました。
弊社の回答といたしましては、塗装は必要なく(今回の場合パミールであるため推奨されず、向いていない)、お客様の予算や耐用年数を考慮するとカバー工法での施工補修が最善であるとお伝えしました。
パミール屋根は、株式会社ニチハが1996年~2008年に製造・販売していた化粧スレート屋根材になります。以前アスベストが環境問題となった際に、アスベスト不使用のノンアスベスト製品として世の中に普及されましたが、屋根材としての強度が弱く施工後10年前後で「層間剥離」「ひび割れ」「欠け」「変色」の劣化症状が見られるようになります。これは、立地状況などはは関係なく劣化症状が発現してきます。この症状が顕著になると、耐久性に影響してきます。このことが判明して以来、製造中止になっています。


塗装補修をご検討される前に、塗装が向いている屋根であるのかの確認や専門業者の屋根材判断が必要不可欠になります。
屋根塗装補修以外の場合、カバー工法補修か葺き替え補修になります。屋根のカバー工法は既存の屋根材の上から新しく屋根材をかぶせるメンテナンス方法になります。工事期間が短く、廃材が少なくて済むため葺き替えに補修に比べると工事費用を抑えることができます。
塗装補修が必要なのか、必要でないのか、どんな補修方法が向いている状態なのか、屋根材自体が塗装に向いているのか気になる場合はお気軽にご相談ください。ドローンによる丁寧で安心な診断を行います。参考費用を出させていただ検査や、お客様のご希望に沿ったご提案までもちろん無料で行っております!