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台風後雨漏りの屋根点検:保険申請前にやるべきこと(チェックリスト)2025.08.29

台風後の屋根点検:保険申請前にやるべきこと
1. 安全確保の最優先
- 台風直後は瓦や板金が緩んで落下する危険があります。
- 屋根に直接登らず、まずは地上やベランダから双眼鏡やズームカメラで確認しましょう。
- 無理な作業はせず、専門業者に依頼することが大切です。

2. 被害状況の記録(写真・動画)保険会社への説明媒体準備
- 損傷箇所を「できるだけ多くの角度から」撮影します。
- 破損前後の比較ができるとベストです(施工写真や過去の外観写真があれば活用)。
- 屋根だけでなく、雨樋・外壁・室内天井のシミや雨漏り跡も撮影します。
- 写真は日付入りで残しておくと、保険会社に説明しやすいです。
3. 一次的な応急処置
- 雨漏りがある場合はブルーシートで養生します。
- 破損した瓦やトタンが落下しそうなら、一時撤去や固定を依頼します。
- このときの養生・応急費用も保険対象になるケースがあるため、領収書を必ず保管しておきます。

4.火災保険の補償内容を確認
- 台風被害は火災保険の「風災補償」に含まれることが多いです。
- 自己負担額(免責金額)や、屋根材・外壁・雨樋まで対象になるか確認しましょう。
- 「経年劣化」と判断されると対象外になるため、申請前に補償範囲を把握しておきます。
5. 専門業者による調査
- 屋根工事業者や保険申請サポートに慣れたリフォーム会社に点検を依頼します。
- 点検報告書を作成してもらうと、保険会社への申請がスムーズになります。
- 業者によっては「無料点検」を行うが、契約を急がせる悪徳業者には注意してください。

6. 保険会社への申請準備
- 提出書類例:
- 保険金請求書
- 被害写真(Before/Afterが望ましい)
- 修理見積書
- 業者の点検報告書
- 書類を揃えてから保険会社へ連絡すると、審査がスムーズです。
7. 修理の優先度を判断
- 保険金が下りる前に工事をしても問題はありませんが、必ず「見積書・領収書」を残しましょう。
- 全額実費負担を避けるためにも、保険会社に確認してから本工事を始めるのが安心です。
まとめ
安全確保 → 2. 写真で記録 → 3. 応急処置 → 4. 保険内容確認 → 5. 専門業者調査 → 6. 書類準備 → 7. 修理実施、という流れが、台風後の屋根点検から保険申請までの正しいステップです。
全額負担を避けるためにも、焦らず、補修をする前に保険会社の指示に従い、写真を通して記録に残すなど対策をしておきましょう。弊社では最新のドローンを使用して点検を行っております。データも無料でお渡ししております。台風直後で欠損が見られ、雨漏りを起こしてしまった場合など、焦ることがあるかもしれませんが、落ち着いて丁寧に対応していくことが重要になっていきます。