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台風前の雨漏り対策、屋根の劣化サイン(スレート・金属・瓦の違い)2025.08.30

屋根は住まいを雨や紫外線から守る重要な部分ですが、素材ごとに劣化の現れ方は異なります。
日常点検の際に見ておきたい劣化サインを「スレート屋根」「金属屋根」「瓦屋根」に分けて整理しました。
1. スレート屋根(コロニアル・カラーベストなど)
スレート屋根は軽量で一般的な屋根材ですが、塗膜の防水性が寿命の目安となります。色あせやチョーキング現象(手で触ると白い粉が付く)は塗膜劣化の典型的なサインです。表面にコケや藻が広がっていれば水はけが悪化している証拠で、表面の塗膜の防水効果が切れてきているということになります。さらに注意したいのがひび割れや欠けで、放置すると雨水が浸入して下地を傷めます。釘の浮きや下地劣化によって屋根材が反ったり浮いたりすることもあります。
また棟板金の釘抜けや浮きは強風で飛散しやすく、雨漏りに直結するため定期的な確認が欠かせません。

2. 金属屋根(ガルバリウム・トタンなど)
金属屋根は耐久性に優れますが、錆や腐食が最大の劣化要因です。トタンは赤サビ、ガルバリウム鋼板は白サビが発生することがあります。塗膜のはがれや色あせもサビの前兆となります。本来錆びにくい素材となっておりますが、材料の切れ目など金属部がむき出しになっている部分から少しづつ錆が発生します。
台風や積雪でへこみや波打ちが生じる場合もあり、美観だけでなく排水性にも影響します。継ぎ目や重ね部のシーリングが切れて隙間が生じると雨水が侵入しやすくなるため要注意です。スレート同様に棟板金の浮きやビスの緩みも点検ポイントで、強風被害を防ぐためには早めの補修が重要になります。

3. 瓦屋根(和瓦・セメント瓦など)
瓦屋根は耐用年数が長い反面、部分的な破損や漆喰の劣化が問題になります。瓦のズレや割れは地震や強風で発生しやすく、雨漏りの直接的な原因になります。棟や谷部分に使われる漆喰が剥がれたりひび割れたりすると、瓦の固定力が弱まり落下やズレを招きます。瓦の隙間にコケや草が生えると下地を傷めるため要注意です。また棟瓦が崩れたり歪んだりすると、台風時に崩落の危険が高まります。加えて、瓦の破片や苔が雨樋に詰まることも多いため、屋根とあわせて点検しておくと安心です。
瓦屋根の場合、他の屋根材に比べて㎡あたりの重量が大きいです。建物全体のことを考え、もし今後長く住む予定であり、予算に余裕がある場合は葺き替え(瓦をすべておろして、新しい屋根材を葺く)を勧めております。

まとめ
スレートは塗膜劣化やひび割れ、金属はサビや変形、瓦はズレや漆喰劣化が主な劣化サインです。
いずれの屋根も10年を目安に点検を行い、台風や地震の後は臨時チェックを行うことが大切です。普段は双眼鏡やドローンを活用して安全に確認し、異常があれば早めに専門業者へ相談しましょう。弊社では点検やご相談のみもたくさん受け付けております。不安なことがあれば、お気軽にご相談ください!






