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台風の時だけ雨漏りをしてしまう理由と補修内容について2025.09.04

台風の時ににだけ雨漏りしてしまう理由
台風のときだけ雨漏りが発生する理由には、主に「強風を伴った雨」の特殊な気象条件が関係しています。通常の雨では問題が起きない場所でも、台風のような強い風と大量の雨が同時に発生することで、建物の小さな隙間や劣化部分から雨水が侵入し、雨漏りが発生することがあります。

特に多い原因としては、屋根材の浮きやズレ、外壁や屋根のシーリング(目地材)の劣化、窓サッシまわりのパッキンの老朽化、ベランダやバルコニーの排水不良などが挙げられます。これらの部分は通常の縦方向の雨には対応できていても、台風のような横殴りの雨には弱く、水が強風に押されることで内部に入り込みます。
また、建物の設計自体が、ある程度の雨水の侵入を前提とした「一次防水(表面)」と、それを受け止めて排出する「二次防水(内部)」の二重構造になっていることが多いため、どちらかが劣化すると雨漏りが起きやすくなります。特に築年数が経過した建物では、見た目ではわからない劣化が進んでいる場合があり、台風の際に一気に問題が表面化します。

補修内容
補修内容は原因箇所によって異なります。屋根が原因の場合は、ズレた瓦やスレートの補修、棟板金の締め直しや交換が必要です。外壁からの浸水であれば、シーリング材の打ち替えやクラック(ひび割れ)の補修が行われます。窓まわりからの雨漏りには、サッシ周辺の防水処理やゴムパッキンの交換が有効です。弊社では必要に応じて、含水率チェッカーやサーモグラフィーを用いて調査を行い、原因を特定します。

補修費用は数万円から数十万円と幅がありますが、火災保険に加入していれば「風災」として補償される可能性があるため、修理前に保険会社に相談するのがおすすめです。台風の時だけの雨漏りは一見軽く見られがちですが、放置すると内部の腐食やカビの原因となるため、早めの点検と補修が重要です。
屋内まで浸透してしまうとクロスの張替えや内装の補修費用もかかってくるため、コストを抑えるのであれば、早めの対応が大切になります。弊社ではお客様の予算費用内でご要望に合わせた施工内容をいくつかご提示させていただいております。お客様に寄り添った対応を心掛けており、検査やご相談などはいつでも無料で受け付けておりますので、大事になる前にぜひお話をお聞かせください!