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大田区にて台風接近に伴い台風養生行いました2025.09.05

大田区にて外壁塗装の現場で台風接近に伴い台風養生を行いました。
建物の外壁塗装や屋根工事などで設置する足場は、高所作業の安全を確保するために欠かせないものです。しかし、足場は高さがあり、シートや部材によって風を受けやすいため、台風や強風時には倒壊や飛散の危険性があります。そのため、工事中に台風が接近する際には「台風養生」を行い、周囲の安全を守ることが非常に重要です。
台風養生とは、強風による足場の倒壊や部材の飛散を防ぐための安全対策を指します。足場は建物を覆うように設置され、その外側にメッシュシートを張ることが一般的ですが、このシートが風を受け止めると大きな力が加わり、足場全体が揺さぶられることがあります。そこで、台風が接近する前にはメッシュシートを取り外したり、しっかりと固定したりすることで、風の影響を最小限に抑えます。

- メッシュシートを絞る
強風時に最も危険となるのがメッシュシートです。台風の際には一時的にシートを絞り、風の通りを確保することで足場にかかる負荷を軽減します。 - 足場部材の固定
クランプやジョイント部が緩んでいないかを確認し、必要に応じて締め直します。また、単管パイプや部材の一部が余っている場合は飛散防止のため取り外すことも大切です。 - 周囲の安全確認
足場周辺に置かれた工具や資材が飛ばされないよう、倉庫や建物内に片付けます。万が一飛散すると近隣に被害を及ぼす恐れがあるため、十分な配慮が求められます

足場は高所に組まれているため、倒壊すると作業員だけでなく近隣の住宅や歩行者にも被害を与える可能性があります。また、工事中の建物を守る役割も担っています。適切な養生を行うことで、事故を未然に防ぎ、安心して工事を進めることができます。

足場の台風養生は、お客様や近隣住民の安全を守るために欠かせない作業です。弊社では台風シーズンに備えて定期的な点検と養生を徹底し、万全の体制で工事を進めております。安心して工事をお任せいただけるよう、今後も安全第一を心掛けてまいります。