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台風後のドローン屋根点検によるメリットと注意点とその後の補修2025.09.10

台風後のドローン屋根点検によるメリットと注意点とその後の補修

台風の後は屋根に被害が生じていないかを確認することがとても重要です。特に強風や豪雨の影響で瓦のズレやスレートの割れ、棟板金の浮き、雨樋の破損などが起こりやすく、放置すれば雨漏りや構造材の劣化につながります。

しかし、台風直後に人が屋根へ上がるのは危険が伴い、破損部をさらに傷めてしまう恐れもあります。そこで近年注目されているのが、ドローンを活用した屋根点検になります。

ドローン

ドローン点検のメリットの一つ目は安全性の確保になります。台風後は屋根材が緩んでいたり、表面が濡れて滑りやすかったりするため、人が登ると転落の危険が高まります。ドローンを使えば、地上から遠隔操作で屋根全体を確認できるため、作業者の安全が守られます。

二つ目は迅速な点検が可能なことです。台風被害は一刻も早い発見と対応が求められます。ドローンの場合、足場を組むことなく数十分で撮影でき瓦のズレや飛散、棟板金の浮きなどを即座に確認できます。そのため保険申請や修理見積もりにも素早く対応できるのが強みになります。

三つ目は高精細な記録が残せる点です。ドローンのカメラは高解像度で細部まで撮影できるため、小さなひびや釘の浮きも確認可能です。記録映像は被害状況を証明する資料として保険会社への申請に有効活用できますし、将来的な劣化比較にも役立ちます。

ドローンによる屋根の撮影

四つ目はコスト削減です。弊社では初期点検を無料で行っております。これは仮設足場や人件費をかけずに調査できるためです。必要に応じて本格的な修繕工事に予算を集中できるのも利点になります。

一方で、ドローン点検するにあたり天候条件の制約があります。

台風の直後

強風や雨が残る状況ではドローンを安全に飛ばせず、映像も安定しません。点検は天候が落ち着いてから行う必要があります。次に航空法の規制で、住宅密集地や30m以上の高度で飛行する場合には国交省の許可が必要です。弊社では国土交通省に事前申請しており、許可を得た上での飛行撮影を行っております。(無許可飛行は違法となるため、専門業者へ依頼しましょう)

まとめると、台風後のドローン屋根点検は「安全・迅速・記録性・コスト削減」といった大きなメリットがあり、保険申請や早期修繕の判断にとても有効です。ただし、法規制の注意点もあるため、専門業者による点検と必要に応じた詳細調査を組み合わせることで、最も効果的に台風被害を把握することが出来ます。



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