NEWS新着情報

外壁塗装、屋根塗装の後悔しない色選びについて2025.09.19

外壁塗装、屋根塗装の後悔しない色選びについて

外壁塗装の色選びは、住まいの印象を大きく左右する重要なポイントです。しかし「イメージと違った」「汚れが目立つ」「数年で色あせた」という失敗談も少なくありません。プロの視点から見ると、外壁の色選びでは周辺環境との調和・汚れの目立ちにくさ・退色のリスクをしっかり考慮することが欠かせません。

色

まず周辺環境との調和です。住宅街では、近隣の家々とのバランスを崩さないことが大切です。派手な色は個性を演出できますが、周囲から浮いてしまうと違和感が生じ、長く住むうちに後悔につながることもあります。自然豊かな地域なら落ち着いたアースカラー、都市部ならグレーやベージュなどのシンプルな色が馴染みやすい傾向があります。事前に住宅街を歩き、全体の色味を確認することをおすすめします。

アースカラー

次に、汚れの目立ちにくさです。外壁は常に雨風や排気ガス、土埃にさらされます。白や黒といった極端な色は、汚れが特に目立ちやすいのが難点です。白系はカビや雨だれが強調され、黒系はホコリやチョーキング(粉ふき現象)が顕著になります。グレーやアイボリー、薄めのブラウンなど中間色は、汚れを自然に目立ちにくくしてくれるため人気があります。また、塗料の種類によっては低汚染性を持ち、雨で汚れを流す機能が備わっているものもありますので、色選びとあわせて塗料性能も検討しましょう。

そして退色の観点です。紫外線は外壁塗膜の大敵で、色あせや艶引けを引き起こします。特に赤や青、緑などの原色系は退色が目立ちやすいため注意が必要です。長期間、美観を保ちたいならグレーやベージュといった淡色系が有利です。また、フッ素や無機系塗料など、耐候性に優れた塗料を選ぶと退色のリスクを大幅に軽減できます。サンプルを日光の当たる場所に数日置いて色の変化を確認するのも有効です。

退色

総じて、外壁の色選びは「デザイン性」だけでなく「環境との調和」「汚れへの強さ」「退色のしにくさ」をバランスよく考えることが重要です。プロは塗料の性能と地域の環境を踏まえて提案を行いますが、最終的には施主自身が長く住んで納得できる色を選ぶことが肝心です。慎重に検討すれば、後悔のない外壁リフォームを実現できます。



contactお問い合わせ

ご質問・ご相談も承りますので
お気軽にお問い合わせください

0120-014-524

contact