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渋谷区にて屋上防水工事でウレタン層撒き行いました2025.10.04

渋谷区にて屋上の防水工事で採用されることの多い「通気緩衝工法」と「ウレタン防水二層仕上げ」についてご紹介します。既存の防水層が劣化し膨れや雨漏りが発生している場合、下地に湿気が溜まっていることが多く、そのまま密着工法でウレタンを塗ってしまうと、再び膨れが起こるリスクがあります。そこで活躍するのが通気緩衝工法です。
まずは下地を清掃し、プライマーで密着を高めたあと、通気緩衝シートを全面に貼り付けます。このシートには無数の穴が空いており、内部の水蒸気を逃しながら防水層を形成できるのが大きな特徴です。さらに脱気筒を取り付けることで、溜まった湿気を屋外へと排出し、膨れの発生を抑えます。

その上からウレタン防水材を「一層目」「二層目」と二回に分けて塗り重ね、防水層に十分な厚みを確保します。ウレタンはシームレスに仕上がるため、複雑な立ち上がりや設備周りも継ぎ目なく施工でき、見た目もスッキリ。最後にトップコートを塗布し、紫外線から防水層を守って完成です。

通気緩衝工法は初期費用こそやや高めですが、膨れや剥がれのリスクを抑え、長期的なメンテナンスコストを大幅に削減できる工法です。屋上の雨漏りや防水のやり替えをご検討中の方には、ぜひ一度ご検討いただきたい安心の工法です。







