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地震後に必ず確認したい外装部位と応急処置2025.10.08

【世田谷区・大田区の方へ】地震後に必ず確認したい外装部位と応急処置のポイント
近年、関東でも地震の発生が増えており、世田谷区や大田区でも住宅の外装被害が報告されています。室内の安全を確認した後は、屋根や外壁などの「家の外側」も必ず点検することが大切です。見た目では問題なさそうでも、実際にはひび割れやズレが発生しているケースが多くあります。ここでは、地震後に確認すべき外装部位と応急処置のポイントを解説します。
- ① 屋根のズレ・割れ
揺れによって最も被害を受けやすいのが屋根です。瓦屋根では瓦のズレや割れ、スレート屋根では浮きやひびが生じることがあります。
世田谷区や大田区は住宅密集地のため、瓦や屋根材の落下は非常に危険です。無理に屋根に上らず、地上からズームで撮影して確認しましょう。
もしズレや破損を見つけたら、ブルーシートで覆い、風で飛ばないようロープで固定する応急処置を行いましょう。放置すると次の雨で雨漏りにつながる恐れがあります。

- ② 外壁のひび割れ
外壁は揺れによって細かいひび(ヘアクラック)が入りやすく、そこから雨水が侵入して内部腐食の原因となります。
軽度なひびなら一時的に防水テープで補修できますが、幅が1mm以上ある場合やサイディング材が浮いている場合は危険です。
世田谷区・大田区では外壁診断士や外装劣化診断士が在籍するリフォーム業者も多く、早期点検を依頼することで修理費用を抑えられます。

- ③ 雨樋・軒天・破風板の緩み
地震の振動で雨樋が外れたり、軒天が割れるケースもあります。放置すると台風時に部材が落下して近隣トラブルになることも。応急処置としては、針金やテープで一時固定し、専門業者に修理を依頼しましょう。
- ④ ブロック塀やフェンスの傾き
ブロック塀やフェンスの傾きも見逃せません。大田区では敷地境界に古いブロック塀が残る住宅も多く、倒壊の危険があります。傾きが確認できたら近づかず、区の耐震相談窓口や専門業者に点検を依頼してください。
地震後の外装点検は「見た目に異常がない」場合でも行うことが大切です。特に屋根や外壁の内部損傷は目視では分かりにくいため、プロによる無料点検を受けることで被害を最小限に抑えられます。
世田谷区・大田区で屋根・外壁の点検や応急修理をご検討の方は、地域密着のリフォーム業者へ早めに相談しましょう。安心して暮らせる住まいを守るためには、早期の対応が何より重要です。






