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塗装をしないとどうなる?劣化進行と修繕コストの関係2025.10.09

塗装をしないとどうなる?劣化進行と修繕コストの関係

外壁や屋根の塗装は、建物を美しく見せるだけでなく、雨や紫外線から素材を守る大切な役割を担っています。では、もし定期的に塗装を行わず放置してしまうとどうなるのでしょうか。

最初に表れるのは、色あせやチョーキング(表面の粉化)といった美観の低下です。これらは見た目の問題にとどまらず、塗膜の劣化を示すサインでもあります。

チョーキング現象
外壁劣化

塗膜が劣化すると本来の防水性能が失われ、雨水が外壁や屋根材に直接触れるようになります。その結果、サイディングの反りやひび割れ、モルタルのクラック、木部の腐朽、鉄部のサビといった素材自体の傷みへと進行していきます。さらに雨水が内部へ浸入すると、下地材や断熱材の劣化、カビの発生、シロアリ被害、さらには雨漏りといった深刻な問題へ発展する恐れがあります。雨漏りしてしまうと、内装の修繕も追加で必要になるケースも多々あります。実際にそのような状況になってから外壁修繕を検討されるお客様も少なくありません。

外壁劣化
雨漏り

このような劣化を放置すると、修繕コストは大きく跳ね上がります。本来であれば10年ごとの外壁塗装で80〜150万円程度のメンテナンスで済むところ、外壁材自体が破損して張り替えが必要になると300〜500万円以上かかるケースも珍しくありません。屋根に関しても同様で、定期的な塗装であれば100万円前後で維持できますが、葺き替えやカバー工法が必要になると150〜300万円以上に膨れ上がります。つまり、塗装を一度怠ることで、その後の修繕費が2倍から3倍になることもあり得るのです。また建物内部まで劣化が浸透している場合、内装の壁や下地部分の補修費も追加になります。

費用

まとめると、塗装は単なる「見た目を整える工事」ではなく、建物を長持ちさせるための予防的メンテナンスです。適切なタイミングで塗装を行うことで劣化の進行を防ぎ、大規模修繕のリスクを減らし、結果的に生涯の維持コストを大きく抑えることができます。

長く安心して住み続けるためには、計画的な塗装工事の実施が不可欠だと言えます。

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