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外壁塗装で資産価値は上がる?売却時の印象と査定ポイント2025.10.09

外壁塗装で資産価値は上がる?売却時の印象と査定ポイント

外壁塗装は「家を美しく保つためのメンテナンス」というイメージが強いですが、実は不動産の資産価値を維持・向上させる重要な要素でもあります。特に売却を検討している場合、外壁の状態は購入希望者の第一印象や査定額に直結するため、塗装のタイミングと品質が大きな影響を与えます。ここでは、プロの視点からその理由と査定で評価されるポイントを解説します。

鑑定

まず、不動産査定で外壁塗装が重視される理由は「建物の管理状態が一目でわかる」からです。人の第一印象と同じく、外観の清潔感や色褪せの有無は購入者の心理に強く影響します。新しく塗り替えられた外壁は「しっかり手入れされている家」「メンテナンスコストがかからない」と好印象を与え、逆にチョーキング(白い粉)や汚れ、ひび割れがあると「他にも不具合がありそう」とマイナス査定になりがちです。査定担当者も外観の劣化を見て、修繕費を差し引いて評価するため、塗装の状態は査定額に数十万円〜百万円単位の差を生むことがあります。

また、塗装には単なる美観向上だけでなく、「建物の防水性・耐久性を保つ」機能もあります。外壁やシーリングの劣化を放置すると、雨水が内部に侵入し構造部を痛めてしまいます。売却時に「雨漏りや腐食のリスクがない」と判断されれば、建物全体の信頼性が高まり、買主の安心感につながります。つまり、外壁塗装は見た目と機能の両面で資産価値を支える投資といえるのです。

キレイな家

査定で評価されやすいポイントとしては、①施工時期が明確であること、②信頼できる業者による施工であること、③使用塗料の品質(シリコン・フッ素など)が高いことが挙げられます。施工証明書や保証書を保管しておくと、買主や不動産会社に対して「計画的にメンテナンスしてきた家」という印象を与えられます。特に近年は外観のデザイン性も重視されるため、周辺環境と調和し、落ち着きのあるカラーリングが選ばれていると評価が上がる傾向があります。

査定

総じて、外壁塗装は単なる見た目のリフォームではなく、「建物の価値を守るための戦略的メンテナンス」です。売却前に外壁を整えておくことで、査定額の上昇と早期成約の両方が期待できます。



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