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大田区にてタイル土間と基礎の隙間をモルタル左官埋めました2025.10.24

大田区にてタイル土間と基礎の間に行った左官工事の様子をご紹介します。建物の外回りなどでは、タイルの土間と基礎の間に微妙なすき間ができることがあります。この部分をそのままにしておくと、雨水が入り込み、基礎やタイルの下地を傷める原因となるため、左官による仕上げ補修がとても重要です。
まず現場を確認すると、タイル土間と基礎の境目に数ミリから1センチほどの段差があり、わずかに隙間ができていました。この部分にゴミや水がたまりやすく、美観を損ねるだけでなく、冬場の凍害や経年劣化によるヒビ割れを引き起こすこともあります。そこで今回は、モルタルで隙間を埋め、なめらかに仕上げる左官補修を行いました。

施工手順としては、まず隙間部分の清掃から始めます。ほうきやブラシで砂やホコリを取り除き、必要に応じて高圧洗浄で汚れを落とします。モルタルをコテで詰めていき、タイル土間と基礎の境目を自然な勾配でなじませるように仕上げます。

使用したモルタルは、屋外でも耐久性の高い配合に調整したものです。施工後は表面をしっかり押さえてコテ跡を整え、乾燥後には滑らかなラインができました。これにより、タイル土間と基礎の見た目が一体化し、仕上がりも美しくなりました。
また、モルタルが完全に乾いた後には、ひび割れ防止のために薄くトップコートを塗布することもあります。これにより耐久性がさらに高まり、長期間美しい状態を保つことができます。

今回の左官補修によって、雨水の侵入を防ぐだけでなく、外観全体の印象も引き締まりました。わずかな隙間でも、こうした丁寧な左官処理を施すことで、建物の寿命を延ばすことができます。小さな箇所の補修でも、しっかりとした仕上げが大切ですね。






