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大田区にてFRPのベランダにトップコート防水施工しました2025.10.30

大田区にてFRPのベランダにトップコート防水施工しました

大田区にてFRP防水が施されたベランダのトップコート塗り替え工事を行いました。
FRP(繊維強化プラスチック)は耐久性が高く、住宅のベランダやバルコニーでよく使われている防水工法です。ただし、FRP防水自体を守る「トップコート」は紫外線や風雨の影響を受けて徐々に劣化していくため、約5〜7年ごとの塗り替えメンテナンスが必要になります。

今回のベランダは、築10年ほど経過したお宅でした。
表面のトップコートが全体的に色あせており、歩行による摩耗や紫外線の影響でツヤがなくなっていました。部分的には細かなクラック(ひび)も見られたため、雨水の浸透を防ぐためにもトップコートの塗り替えを実施しました。

下地処理

まずは汚れや古い塗膜をしっかり除去します。
ほこりやコケが残ったままだと新しい塗料が密着しないため、ケレン(ヤスリがけ)と清掃を丁寧に行いました。表面に細かい傷をつけることで、プライマーの密着も向上します。
この下地処理を手を抜かずに行うことが、仕上がりと耐久性を左右する重要な工程です。

プライマー塗布

下地が整ったら、FRP専用プライマーを塗布します。
プライマーは、トップコートをしっかり密着させるための「接着剤」のような役割を持ちます。均一に塗り広げ、乾燥時間をしっかり確保しました。

トップコート塗布

今回は、FRP防水専用のポリエステル樹脂系トップコート(グレー色)を使用しました。
ローラーを使ってムラなく塗り広げ、乾燥後に2回目を重ね塗りして膜厚を確保します。グレー色は熱反射にも優れ、見た目にも清潔感のある仕上がりになります。
トップコートは紫外線や雨水から防水層を守る最終仕上げ材で、これを怠るとFRP層の劣化や剥離、最悪の場合は雨漏りにつながる恐れもあります。

塗り替え後のベランダは、表面のツヤもよみがえり、まるで新築時のような美しさになりました。
実際にお客様からも「明るくなって気持ちがいい」と喜んでいただけました。見た目の美しさだけでなく、防水性能もしっかり回復しているため、今後も安心してご使用いただけます。

FRP防水のトップコートは、定期的な塗り替えで防水層を長持ちさせることができます。
表面の色あせや細かいひび割れが見えたら、早めのメンテナンスをおすすめします。弊社では、現地調査・お見積りを無料で行っております。お気軽にご相談ください。



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