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世田谷区にてケラバ板金の延長補修工事行いました2025.11.22

世田谷区にてケラバ板金の延長補修工事行いました

世田谷区にて「ケラバ板金変形による延長補修工事」を行いました。お客様から「屋根の端が波打って見える。」とご相談をいただき、現地調査をしたところ、ケラバ板金の先端部分が変形しており、風が入り込みやすい状態になっていました。

ケラバ板金は屋根の端部を保護し、雨水を外側へ流す重要な役割を担っています。しかし、端部は風の巻き上げを最も受けやすく、強風が続くと先端が浮いたり、外側へ反るように曲がってしまうことがあります。今回の現場でも、既存のケラバ板金の長さがやや短く、屋根材とのかみ合わせが浅くなっていたこともあり、風の力を受けやすい状態でした。

そのため今回は、変形部分の補修に加え、ケラバ板金を延長する補修工事を行うことになりました。延長することで屋根材への押さえが強まり、風の巻き上げを大きく抑えることができます。

既存のケラバ板金と一体になるよう、ガルバリウム鋼板で延長用の板金を加工します。屋根の角度に合わせて折り曲げ、既存のケラバに数センチ重なるよう寸法を調整。強風が当たる端部は特に力を受けやすいため、重なり幅をしっかり取り、浮きが出ないように微調整しながら加工を進めます。

取り付けは、従来の釘ではなくステンレスビスでしっかり固定し、風で抜けにくい構造にしました。延長部分との重なりにはシーリング処理を施し、水が逆流しないよう雨仕舞いも丁寧に仕上げています。延長したことで屋根材とのかみ合わせが深くなり、以前より強風に強いケラバへと改善されました。

工事後、お客様にはビフォーアフター写真をご覧いただき、延長した部分の効果や今後のメンテナンス方法をご説明すると、「前よりしっかり押さえられて安心できる」と喜んでいただけました。

ケラバ板金は、屋根の中でも強風による被害がもっとも起きやすい箇所です。変形だけで済んでいるうちに補修を行えば、今回のように延長や固定強化で充分改善できます。台風後や強風後に気になる症状があれば、早めの点検をおすすめします。



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