NEWS新着情報
足場代はどれくらい?共通仮設費の相場と節約ポイント2025.12.04


■ 足場代はどれくらい?【相場】
足場代は「家の大きさ × 足場単価」で決まります。
▶ 一般的な足場単価(戸建て)
- 700~1,000円/㎡(メッシュシート込み)
▶ 例:30坪前後の一般的な戸建て
- 外壁面積の計算には「建物の外周 × 高さ」を使用
- 足場必要面積:180~220㎡ほど
- 足場代:
約13万~22万円前後
※地域差・業者差あり
※2面以上が道路に面する場合は、道路使用許可など別費用が発生することもあります。
■ 共通仮設費とは?【何に使われる費用?】
外壁塗装の見積りで必ず出てくるのが「共通仮設費」。
これは現場を運営するために必要な、工事全体で共通して使う費用です。
▶ 共通仮設費の内訳例
- 足場設置・解体費
- メッシュシート費用
- 現場管理費
- 工事準備・片付け費
- 養生費
- 現場運搬費 etc.
▶ 相場
- 工事総額の10~20%程度
例:塗装工事総額100万円の場合
→ 約10万~20万円

■ 足場代と共通仮設費の関係
- 足場代は共通仮設費に含まれていることが多い
- 見積りの書き方は業者によって異なる(分けて記載する場合も一緒にする場合もある)
■ 足場代を節約する3つのポイント
① 足場を組むタイミングで 複数工事をまとめる
これは最もコスパが良い節約方法です。
足場は“組むだけ”で10万円以上かかるため、
外壁塗装のついでに
- 屋根塗装・屋根カバー工法
- 雨樋交換
- 軒天補修
- ベランダ防水
- 太陽光パネル取り外し/取り付け
などを同時に行うと1回分の足場代でまとめて工事可能。
② 極端に安い足場業者は避ける
「足場代が5万円」など極端に安い業者は危険。
理由は以下:
- 自社で足場を持っていないのに安すぎる → 赤字回避のために施工が雑になる
- 足場が不安定で職人の作業性が悪くなる → 塗装品質も下がる
- 安全基準を守れない可能性も
塗装の仕上がりは足場の質に左右されることを知っておくべきです。
③ 相見積もりを必ず取る
足場代は業者によって驚くほど差があります。
同じ30坪の家でも、
- A社:15万円
- B社:22万円
- C社:19万円
というケースは普通。
3社比較すると適正価格がわかり、節約になる。
■ まとめ:足場代と共通仮設費の相場
| 項目 | 相場 |
|---|---|
| 足場代(戸建て) | 700~1,000円/㎡ |
| 30坪戸建ての足場代 | 13~22万円 |
| 共通仮設費 | 工事総額の10~20% |






