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外壁や屋根などの雹被害の見分け方と修理の流れ2026.01.21

外壁や屋根は雹(ひょう)の影響を受けやすい部位ですが、被害が分かりにくく放置されがちです。ここでは雹被害の見分け方と修理までの流れを、現場経験を踏まえたプロの目線で解説します。

まず雹被害の特徴です。屋根では、スレートや金属屋根の表面に点状・円形の凹みが多数発生します。特に金属屋根は塗膜が割れ、下地の素地が露出することが多く、初期は雨漏りしなくても数年後に錆や腐食が進行するケースがあります。スレート屋根では欠けやヒビ割れが生じ、割れた破片が雨樋に溜まっていることも判断材料になります。
外壁では、窯業系サイディングやモルタル面に打痕状のへこみや塗膜剥離が見られます。一見すると経年劣化に似ていますが、同じ高さ・同じ向きに被害が集中していれば雹の可能性が高いです。雨樋やシャッターボックス、エアコン配管カバーなどの付帯部の凹みも重要なチェックポイントになります。

次に修理までの流れです。①目視点検:地上やベランダから確認し、凹み・割れ・塗膜剥離の有無を把握します。②専門業者による詳細調査:屋根は高所のため、写真撮影やドローンで安全に確認します。ここで被害範囲と補修方法を整理します。③見積り・修理方針の決定:軽微な凹みで防水性に問題がなければ部分補修や塗装で対応可能ですが、割れや素地露出が多い場合は部分交換やカバー工法が必要です。④保険申請(該当時):雹被害は火災保険の自然災害補償の対象になることが多く、被害写真と見積書を添えて申請します。⑤修理工事:補修後は再発防止のため、塗膜の厚み確保や防錆処理を丁寧に行います。

雹被害は「すぐ困らない」ため見逃されがちですが、放置すると劣化を早め、将来的な修理費用が増大します。違和感を覚えた段階で早めに専門家へ相談することが、住まいを長持ちさせる最善策です。






