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張り替えか塗り替えか?外壁材ごとの判断基準2026.01.25

張り替えか塗り替えか?外壁材ごとの判断基準

外壁のメンテナンスを検討する際に多くの方が迷うのが、「塗り替えで十分なのか、それとも張り替え(重ね張り含む)が必要なのか」という判断です。これは築年数だけで決められるものではなく、外壁材の種類と劣化の内容を正しく見極めることが重要です。ここではプロの目線で、外壁材ごとの判断基準を解説します。

まず窯業系サイディング。現在最も多い外壁材ですが、塗り替えが有効なのは「反り・割れが軽微」「表面の色あせやチョーキングが中心」の場合です。塗膜が防水性を回復すれば、耐久性は十分に延ばせます。一方、サイディング自体が水を含んでボロボロになっている、釘周りから欠けている、反りが大きい場合は塗装では根本改善できず、張り替えやカバー工法を検討すべき状態です。

窯業系サイディング

次にモルタル外壁。ひび割れ(クラック)の種類が判断の分かれ目です。ヘアクラック(髪の毛程度)であれば塗装で対応可能ですが、構造クラックや浮き・剥離が広範囲に及ぶ場合は下地補修を超え、張り替え相当の大規模改修が必要になるケースもあります。表面だけを塗っても、内部劣化は止まりません。

モルタル

金属サイディングは、塗り替えが非常に有効な外壁材です。サビが軽度であればケレン(下地処理)+塗装で長持ちします。ただし、サビによる穴あきや変形、断熱材まで腐食している場合は部分張り替え、もしくは全面更新が必要です。

金属サイディング

ALCパネルは防水管理が命です。表面塗装とシーリングが健全であれば塗り替えで問題ありませんが、吸水による爆裂や欠損が出ている場合は、補修+塗装では限界があり、パネル交換を伴う工事が必要になります。

ALC

プロとして重視するのは「見た目」よりも下地が生きているかどうかです。塗装はあくまで保護・延命手段であり、外壁材そのものが劣化していれば意味を成しません。判断を誤ると、数年で再工事が必要になり、結果的に高くつくこともあります。外壁材の特性を理解し、劣化の“質”を見極めることが、後悔しない選択につながります。



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