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塗装工事における屋根と雨樋をセットで見直すべき理由2026.02.12

塗装工事における屋根と雨樋をセットで見直すべき理由

屋根と雨樋は別々の部材に見えますが、実務では必ずセットで考えるべき関係にあります。片方だけを直す判断は、後々の不具合や無駄な出費につながりやすいのが実情です。

足場

まず、雨樋は屋根から流れ落ちる雨水を制御する設備です。屋根の勾配・面積・軒の出・屋根材の種類によって流れる雨水量は変わります。屋根を塗装・葺き替え・カバー工法で更新すると、表面の滑りや排水スピードが変わり、既存の雨樋では処理能力が不足するケースがあります。特に近年はゲリラ豪雨が増え、古い細い雨樋ではオーバーフローを起こしやすくなっています。

雨樋

次に重要なのが劣化スピードの一致です。屋根と雨樋はどちらも紫外線・風雨・積雪の影響を同時に受けます。築15~20年を超えると、屋根だけでなく雨樋も硬化・歪み・金具の緩みが進行していることが多く、屋根だけを直しても数年後に雨樋交換が必要になることは珍しくありません。足場が必要な工事を分けて行えば、その都度足場代が発生し、結果的にコスト増になります。

さらに、雨漏りや外壁劣化の原因を見落としやすい点も見直し理由の一つです。実際の現場では、屋根が原因と思われていた雨漏りが、雨樋の詰まりや勾配不良による「逆流・溢れ」が原因だった、というケースも多々あります。雨樋から溢れた水が外壁や破風板を伝い、構造部を傷めてしまうと、修繕範囲は一気に広がります。

施工面でも、屋根工事と雨樋工事は工程が重なるため、同時施工の方が合理的です。屋根塗装時に雨樋を一度外す、金具を交換する、勾配を調整するなど、セットで行うことで仕上がりも耐久性も安定します。見た目の統一感も出るため、建物全体の印象も引き締まります。

屋根

結論として、屋根と雨樋は「別々に直すもの」ではなく、雨水を安全に排出する一連のシステムとして捉えるべきです。プロの現場判断では、屋根を触るタイミングこそが、雨樋を含めた全体点検・見直しの最適な機会と言えます。長期的な安心と無駄のないメンテナンスを考えるなら、セットでの検討が最も賢い選択です。



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