目黒区にて玄関ポストのリペア工事を行いました2025.12.06

目黒区にて住宅の玄関に設置されている ポスト本体の凹みリペア工事 を行いました。車の荷物が当たってしまったとのことで、ポスト前面に大きめの凹みができ、投函時にも干渉してしまう状態でした。

ポストは外構のワンポイントでもあるため、見た目の印象にも大きく影響します。「交換になると費用が高いので、できれば直したい」とのご相談から、今回は 部分リペアでの対応 をさせていただきました。

ポスト全交換も可能ですが、基礎ブロックとの取り合いが複雑で、交換すると外構工事まで広がる可能性が高かったため、凹み部分の板金リペア＋塗装補修 をご提案しました。

■ 工事内容

① 表面の凹み戻し

専用工具で裏側から少しずつ押し戻し、外側からも軽く叩きながら形を整えます。ポストの鋼板は薄いので、一気に力を加えると逆に波打ってしまうため、慎重に微調整しながら元のラインを再現。

② パテ成形

微妙な凹凸を専用パテで埋め、平滑になるように成形。乾燥させた後、サンドペーパーで丁寧に研磨して仕上げます。

③ 下塗り（プライマー）

金属面にしっかり密着するようにプライマーを塗布。外部に設置されるポストは紫外線と雨にさらされるため、下地処理を丁寧に行うことが耐久性に直結します。

④ 上塗り塗装

既存色に合わせて調色した塗料で吹き付け塗装。色ムラが出ないよう慎重に数回に分けて塗り重ね、艶の具合も周りと馴染ませます。

凹んでいた箇所は全く分からないほど元の形に戻り、投函時の干渉も解消。塗装の艶も周辺と自然に馴染み、交換したように綺麗な状態に仕上がりました。

お客様にも「まったく痕跡が分からない！直るものなんですね」と大変喜んでいただきました。

ポストは外構の中でも意外と目に入りやすい部分で、凹みがあると全体の印象が大きく変わってしまいます。
しかし、今回のように 交換せずリペアで十分に綺麗に戻せるケースが多い ため、費用を抑えながら美観を復元したい方にはおすすめです。

ポストの凹み・キズ・サビなどでお困りの場合は、お気軽にご相談ください。