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遮熱塗料と断熱塗料の違い:仕組み・効果・向いている家2026.01.08
遮熱塗料と断熱塗料の違い【結論】
- 遮熱塗料:太陽熱を反射して、外壁・屋根が熱くなるのを防ぐ
- 断熱塗料:熱の伝わりそのものを抑えることで、室内の温度変化を小さくする
似ているようで、効き方と得意分野が違うのがポイントです。

① 仕組みの違い
■ 遮熱塗料の仕組み
- 太陽光(特に近赤外線)を反射
- 表面温度の上昇を抑える
- 屋根・外壁が熱を持ちにくくなる
👉「入ってくる熱をはね返す」イメージ
■ 断熱塗料の仕組み
- 塗膜内に中空セラミックや特殊樹脂を含む
- 熱の移動(伝導・放射)を抑制
- 夏の暑さ・冬の寒さの両方に作用
👉「熱を通しにくい膜をつくる」イメージ
② 効果の違い
| 比較項目 | 遮熱塗料 | 断熱塗料 |
|---|---|---|
| 夏の暑さ対策 | ◎ 非常に効果的 | ○ 効果あり |
| 冬の寒さ対策 | △ ほぼ効果なし | 〇 効果あり |
| 屋根表面温度 | ◎ 大きく下がる | ○ 下がる |
| 室内温度の安定 | △ 限定的(夏場のみ) | 〇安定しやすい |
| 電気代削減 | ○(夏の冷房) | ○〜◎(冷暖房) |
| 費用 | 比較的安い | 高め |
※「体感温度」への影響は、建物構造や断熱材の有無で差が出ます。

③ 向いている家・おすすめケース
■ 遮熱塗料が向いている家
- 夏の2階がとにかく暑い
- 屋根が直射日光を強く受ける(南向き・片流れ)
- スレート屋根・金属屋根
- できるだけ費用を抑えたい
📌 特に「屋根塗装+遮熱」は費用対効果が高いです。
■ 断熱塗料が向いている家
- 夏も冬も室内温度が安定しない
- 断熱材が少ない・古い住宅
- エアコンの効きが悪い
- 年間を通して快適性を重視したい
📌 冬の冷え対策も考えるなら断熱塗料が有利。
④ プロとしての実務的アドバイス
正直なところ、
- **「劇的に室温が変わる」**と期待しすぎるのはNG
- ただし
- 遮熱 → 夏の暑さ軽減は実感しやすい
- 断熱 → じわっと快適性が上がる
という違いがあります。
また、
- 屋根:遮熱
- 外壁:断熱 or 高耐候塗料
と部位ごとに使い分けるのが、プロがよくやる現実的な選択です。
⑤ まとめ
- 夏の暑さ対策重視・コスパ重視 → 遮熱塗料
- 一年中の快適性重視・性能重視 → 断熱塗料
- 迷ったら「屋根は遮熱、外壁は別性能」で検討






