施工事例WORKS

大田区久が原にてモルタル外壁塗装、FRP防水工事を行いました2026.03.10

施工前
Before
施工後
After

お客様からのご要望とご提案内容

今回ご依頼いただいたお客様は、夏場の暑さによる室内温度の上昇を気にされていたため、遮熱機能を備えた塗料をご提案いたしました。事前に建物を調査したところ、ヒビが多く見受けられ、さらにコケやヤカビの発生も確認されました。そこで、衝撃に追従しひび割れに強い弾力性と、防汚性に優れた性能の両方を持つ、遮熱機能付き塗料を選定いたしました。色については、明るい白系をご希望されていたため、白系からクリーム系にかけて5種類程度の見本板も作成し、比較いただきながらご検討いただきました。

工事の基本情報のご紹介

平米数外壁:123㎡  
FRP防水:8㎡  
築年数約17年
前回の塗装なし
費用約104.3万円(足場込み、コーキング補修込み)
※同様・同程度の工事を行った場合の目安です(2026年時点)税別
使用材料フッ素REVO1000‐IR / メーカー:アステック
保証10年
工期週間
担当小西圭司

現地調査時の様子(施工前の状況のご紹介)

現地調査時
現地調査時
現地調査時
現地調査時

モルタル外壁は経年劣化や地震・建物の揺れ、乾燥収縮によってひび割れ(クラック)が発生しやすい外壁素材になります。細いヘアクラック程度であれば直ちに雨水が侵入する可能性は低いものの、放置すると徐々にひびが広がり、そこから雨水が浸透して内部の下地や鉄筋にダメージを与えてしまいます。モルタル内部にまで水分が浸透しやすくなることで、ひび割れや劣化を早める原因となります。

さらに、外壁の防水性が低下すると雨水が内部に侵入し、構造体や下地を傷めることにもつながります。写真からも見受けられるように、樋の周りの金具からもサビが発生していることが分かります。このまま放置することで、雨の影響により金具のサビが流され、外壁に移ることで外壁の劣化を促進させてしまう場合もあります。

現地調査時
現地調査時
現地調査時
現地調査時

その他、コケや黒カビが表面に繁殖しており黒っぽい汚れとして表面に出ています。

コケカビは湿気と汚れが原因で発生し、総じて塗膜の保護機能が失われているサインになります。

現地調査時
現地調査時
現地調査時
現地調査時

外壁の木部では、経年劣化により変色・色あせや塗膜の剥がれといった症状が見られるようになります。まず、紫外線や雨風の影響を長期間受けることで、塗装の表面が徐々に劣化し、木部の色が薄くなります。さらに劣化が進行すると、腐朽を防ぐためにも木部を保護するために再塗装などのメンテナンスを検討する必要があります。

施工中の様子

外壁塗装【作業品質を確保するための足場組み】

足場組み
足場組み

まず最初に足場組みを行います。塗装工事における足場組みは、安全性と作業品質を確保するための最初の重要な工程になります。

建物を囲うように鉄製の架台を組み、職人が安定して立てる作業床を設置します。足場があることで高所部分まで均一に塗装でき、ムラや塗り残しを防ぐことができます。足場架設の当日、道路にトラックを止める場合は工事前に道路申請【道路占有申請】を行います。外側には黒いメッシュシートを張ることで、周囲への塗料の飛散や工具の落下を防止します。

工事中は振動や騒音が出るため、近隣への配慮として事前挨拶を行っております。

都内は、隣接している周りの戸建てとの隙間が狭い場合がほとんどです。丁寧な足場設置を行ためにも、近隣との境界線を把握するなど、事前調査時に家周りを確認しておく必要があります。

足場は通常の戸建てで半日~1日で組み終わります。

外壁塗装【塗装前の高圧洗浄による下地処理】

ベランダ防水
外壁

足場組みが終わると、高圧洗浄に入ります。

塗装前に行う高圧洗浄は重要な下地処理であり、外壁の表面の汚れ、カビの他、古い塗膜の剥がれ部分を綺麗に除去し、塗料の密着性を高めます。劣化が激しく、既存の状態が良くない家の場合、強い水圧で洗浄することで水が建物内部に侵入してしまうケースもあります。

汚れやホコリが表面に残ったまま塗装してしまうと、塗膜の剥がれやムラの原因になるため綺麗に取り除きます。高圧洗浄では強い水圧で外壁表面を洗い流すため、目に見えない細かな汚れや埃までしっかり除去し、塗装に適した下地状態へ整えることができます。丁寧に洗浄することが塗装後の塗膜の耐久性を左右します。

洗浄後は十分に乾燥させることで、塗料がしっかり密着し長持ちする仕上がりになります。

弊社では、土間やカーポートなど塗装面以外の家周りもこの機会に洗浄させていただいております。

壁がしっかり乾いたら、養生作業に入ります。

養生
養生

養生をすることで、塗装面と塗装面以外の境界線を綺麗に仕上げることが出来ます。

窓の他、玄関ドア・雨樋・植栽・車・室外機などをビニールシートやテープで覆い、塗料の飛散や汚れを防ぎます。

また、付帯部の樋など外壁と使用する塗料が異なる面にも付着しないよう保護します。

外壁塗装【下塗り/1回目】

下塗り
下塗り
下塗り
下塗り
下塗り
下塗り
下塗り
下塗り
下塗り塗料
下塗り塗料
下塗り塗料
下塗り塗料

下塗りは、外壁材と上塗り塗料の密着力を高める役割を担います。

これにより、塗膜の剥がれや膨れを防ぎ、長期間安定した仕上がりを保てます。また、モルタルリシン外壁は通気性が良く、塗膜の吸い込みが激しいのが特徴ですが、下塗り材をしっかり塗ってあげることで、中塗り塗料・上塗り塗料の吸い込みを抑え、ムラなく仕上がります。

微細なひび割れや傷に対応したフィラータイプの下塗り材を使用することで、細かい表面の凹凸や隙間が埋まるため下地の補修と強化が同時に行えます。

下塗り(シーラー・プライマー・フィラーなど)は、仕上げの色を整えるためではなく、下地と上塗り塗料を密着させる役割吸い込みを抑える役割が主な目的になります。そのため、外壁の吸い込み具合の違いによって、色の濃淡やツヤの違いといったムラが見える場合があります。しかし、これはよく見られる現象であり、施工上の問題ではありません。

適切な下塗りを行うことで、上塗り塗料の性能が最大限発揮され、外壁全体の耐候性と美観を長く維持することができます。

フッ素REVOを使用した外壁塗装【中塗り/2回目】

外壁塗装における中塗りは、上塗りと同じ塗料を使って塗膜の厚みを確保し、耐久性を高めるための重要な工程になります。中塗りの最大の役割は「塗膜の強度と均一性をつくること」です。

下塗りで整えた下地に対し、中塗りでしっかりと塗料をのせることで、上塗りだけでは足りない膜厚を補い、長期間外壁を保護するための基盤を形成します。

中塗り
中塗り
中塗り
中塗り
中塗り後
中塗り後
中塗り後
中塗り後
中塗り後
中塗り後
中塗り後
中塗り後

また、中塗りは上塗りと同じ塗料を使う(今回はフッ素REVO)ため、色の発色(今回はホワイトクリーム色/チャコール色)を安定させる役割もあり、外壁全体の色ムラを防ぎ、美しい仕上がりにつながります。さらに、中塗りで適切な厚みを確保することで、塗膜が丈夫になり、上塗り塗料の遮熱機能・汚れにくさ・防水性などの機能が最大限発揮されます。

フッ素REVO使用した外壁塗装【上塗り/3回目】

上塗り
上塗り
上塗り
上塗り
上塗り
上塗り
上塗り
上塗り
上塗り
上塗り
上塗り
上塗り

中塗りがしっかりと乾燥したら、上塗りを行います。

上塗りは、仕上げとして外観の美しさと外壁の保護機能を最終的に確立する重要な工程になります。下塗り・中塗りで整えた下地や塗膜の上に塗布され、塗膜の厚みを最終的に確保します。

今回使用している塗料の【フッ素REVOの特長】高耐候性や遮熱機能性、低汚染性は、この上塗りにより決定され、全体的な美観や意匠性を左右します。防カビ・防藻や汚れ防止などの性能も上塗りで完成されます。遮熱機能により、紫外線からの保護能力が高まるため色褪せもしにくいのがこの塗料のポイントになります。

屋上防水塗装【FRB防水補修】

防水施工前
防水施工前
防水施工後
防水施工後

FRP防水【施工中の様子】

ビスの打ち込み
ビスの打ち込み
ビスの打ち込み
ビスの打ち込み

表面に凹凸や膨れがある場合、ビスで打ち込みパテ(黄色)にて下地を平滑にしていきます。

その後、ケレンと清掃を行います。

パテを塗布し、表面を整える
パテを塗布し、表面を整える
ケレン・清掃
ケレン・清掃

次に樹脂とガラスマットを組み合わせて塗装を行います。

FRP防水では、樹脂とガラスマットを組み合わせて塗装することで、防水性と強度を両立させています。樹脂は下地に密着して水を通さない膜を作り、柔軟性により屋根や床のわずかな動きに追従します。

〈樹脂+ガラスマット〉を組み合わせた塗装
〈樹脂+ガラスマット〉を組み合わせた塗装

一方、ガラスマットは樹脂に補強効果を加え、引張強度や耐久性を向上させます。施工では、下地処理後に樹脂を塗布し、ガラスマットを敷き込んで樹脂を浸透させ、さらに重ね塗りで全体を覆います。この組み合わせにより、裂けにくく長持ちする防水層を形成することが出来ます。

脱泡ローラにて密着
脱泡ローラにて密着

樹脂をガラスマットに浸透させる際、下地との間やマット内部に気泡が入り込むことがあります。これを放置すると、硬化後に気泡部分が弱点となり、裂けや剥がれの原因になります。そのため樹脂を塗布した直後に脱泡ローラーで空気を抜く作業を行います。

樹脂が乾燥・硬化する前に脱泡ローラーを使って表面を転がすことで、気泡を潰して樹脂とマットを密着させます。この作業により、FRP防水の層が均一になり防水性と強度の確保につながります。

プライマー塗布
プライマー塗布
プライマー塗布
プライマー塗布

脱泡ローラーで樹脂とガラスマットを圧着した後、下地との密着性を高めるためにプライマーを塗布します。その後、中塗りで樹脂を再塗布し、防水層の厚みと均一性を確保します。

中塗り塗布完了
中塗り塗布完了
トップコート塗布
トップコート塗布
トップコート塗布完了
トップコート塗布完了

最後にトップコートを塗布することで、紫外線や摩耗から防水層を保護し、美観や耐候性も向上させます。この一連のFRP防水の工程により、強度と長寿命を兼ね備えた防水層が完成します。

付帯部塗装【建物全体の耐久性を向上】

付帯部下塗り
付帯部下塗り
付帯部下塗り
付帯部下塗り
付帯部塗装下塗り
付帯部塗装下塗り

付帯部塗装とは、外壁や屋根以外の雨樋、破風板、水切り、軒天、シャッターボックス、笠木、固定金具など建物の周辺部位に行う塗装になります。

外壁より面積は小さいですが、風雨や紫外線の影響を受けやすく、放置すると腐食や劣化が進みます。

付帯部も塗装をしてあげることで、建物全体の耐久性の向上につながります。

付帯部塗装
付帯部塗装
付帯部塗装
付帯部塗装
付帯部塗装
付帯部塗装

付帯部に使用する弱溶剤塗料は、金属・塩ビ・木部など幅広い素材に密着しやすく、塗膜の剥がれや浮きが起こりにくいという特長があります。また、紫外線や劣化に強く、色あせやチョーキングが起こりにくいため、長期間きれいな状態を保ちやすくなります。適切な付帯部塗装により、外壁同様、美観維持と建物寿命の延長が可能になります。

足場解体前検査

足場解体前検査
足場解体前検査

足場を解体する前に職人と現場監督が責任をもって最後の確認を行います。

お客様にも建物周りをご一緒に確認していただきます。また、足場を登らないと見えない高所部分は撮影した写真を見ていただきます。契約させていただいた施工内容に対し、お客様にご納得いただけるまで解体作業に進むことはありません。

お客様の了承を得た上で足場解体を行い、その後完工書類に記入をしていただき初めて工事が完工となります。

完工後、請求書と一緒に保証書をお渡ししております。お客様が安心して工事を任せていただけるように、工事期間中も施工が行われた日は写真と動画付きで進捗状況を報告させていただいております。

弊社では、お客様の納得と信頼に寄り添った工事を提案時から常々心がけております。

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