施工事例WORKS
宮前区菅生にて無機塗料を使用しサイディング外壁の塗装補修を行いました2026.01.09


お客様からのご要望とご提案内容
今回のお客様は、既存の外壁が白を基調としていたため、経年による汚れを特に気にされていました。
また、予算内でできる限りグレードが良く耐久性の高い塗料を使用し、今後15年以上はもたせたいとのことでした。これらのご要望を考慮し、耐久性も高く汚れにも強い無機塗料を使用した施工プランをご提案させていただきました。
基本的に、より良い塗料を使用することでランニングコストが安くなる仕組みになっているため、できる範囲の予算で高耐久の塗料をお選びすることを勧めています。
工事の基本情報のご紹介
| 平米数 | 138㎡(塗装平米) |
| 築年数 | 約築30年 |
| 前回の塗装 | 約15年前 |
| 費用 | 約120万円(足場込み) ※同様・同程度の工事を行った場合の目安です(2025年時点)税別 |
| 使用材料 | ウルトラMUKI / メーカー:プレマテックス |
| 保証 | 10年 |
| 工期 | 2~3週間 |
| 担当 | 小西圭司 |
現地調査時の様子(施工前の状況のご紹介)




現地調査時で見られた、左上写真の手に白い粉が付いているのをチョーキング現象といいます。
外壁のチョーキング現象は、紫外線や雨風の影響で塗膜の樹脂が劣化し、顔料が粉状となって表面に現れる状態のことを指します。
これは塗料本来の保護機能が低下しており、防水性が失われ始めているというサインになります。防水機能が低下することで、外壁材が雨水を吸収しやすくなり、ひび割れや反り、内部劣化が進行する恐れがあります。また表面が劣化することで汚れや湿気が残りやすく、黒カビが発生しやすくなります。チョーキングが見られる場合は、外壁だけでなく目地シーリングや付帯部の全体的な劣化も進んでいるケースが多く、建物全体のメンテナンス時期に入っていると判断できます。
施工中の様子
外壁塗装【作業品質を確保するための足場組み】


まず最初に足場組みを行います。足場組みは、安全性と作業品質を確保するための最初の重要な工程になります。
建物を囲うように鉄製の架台を組み、職人が安定して立てる作業床を設置します。丁寧に足場を組み立てることで高所部分まで均一に塗装でき、ムラや塗り残しを防ぐことができます。足場架設の当日、道路にトラックを止める場合は工事前に道路申請【道路占有申請】を行います。外側には黒いメッシュシートを張ることで、周囲への塗料の飛散や工具の落下を防止します。
工事中は振動や騒音が出るため、近隣への配慮として事前挨拶を行っております。
都内は、隣接している周りの戸建てとの隙間が狭い場合がほとんどです。丁寧な足場設置を行ためにも、近隣との境界線を把握するなど、事前調査時に家周りを確認しておく必要があります。
足場は通常の戸建てで半日~1日で組み終わります。
外壁塗装【塗装前の高圧洗浄による下地処理】




足場組みが終わると、高圧洗浄に入ります。
塗装前に行う高圧洗浄は重要な下地処理であり、外壁の表面の汚れ、カビの他、古い塗膜の剥がれ部分を綺麗に除去し、塗料の密着性を高めます。今回のようなお家の劣化状態では可能性が低いですが、劣化が激しく、既存の状態が良くないお家の場合、強い水圧で洗浄することで水が建物内部に侵入してしまうケースもあります。
表面に汚れやホコリが残ったまま塗装してしまうと、塗膜の剥がれやムラの原因になるため綺麗に取り除きます。高圧洗浄では強い水圧で外壁表面を洗い流すため、目に見えない細かな汚れや埃までしっかり除去し、塗装に適した下地状態へ整えることができます。丁寧に洗浄することが塗装後の塗膜の耐久性を左右します。
洗浄後は十分に乾燥させることで、塗料がしっかり密着し長持ちする仕上がりになります。
弊社では、土間など塗装面以外のお家周りもこの機会に洗浄させていただいております。

壁がしっかり乾いたら、養生作業に入ります。
養生をすることで、塗装面と塗装面以外の境界線を綺麗に仕上げることが出来ます。
窓の他、玄関ドア・雨樋・植栽・車・室外機などをビニールシートやテープで覆い、塗料の飛散や汚れを防ぎます。


養生は形に残らない工程ですが、丁寧に行うことで仕上がりが格段に変わります。
外壁塗装【下塗り/1回目】




外壁塗装における下塗りは、外壁材と上塗り塗料の密着力を高める役割を担います。
これにより、塗膜の剥がれや膨れを防ぎ、長期間安定した仕上がりを保てます。また、中塗り塗料・上塗り塗料の吸い込みを抑える機能があり、ムラなく仕上がるよう調整します。
微細なひび割れや傷に対応したフィラータイプの下塗り材を使用することで、細かい表面の凹凸や隙間が埋まるため下地の補修と強化が同時に行えます。
適切な下塗りを行うことで、上塗り塗料の性能が最大限発揮され、外壁全体の耐候性と美観を長く維持することができます。
ウルトラMUKIを使用した外壁塗装【中塗り/2回目】




外壁塗装における中塗りは、上塗りと同じ塗料を使って塗膜の厚みを確保し、耐久性を高めるための重要な工程になります。中塗りの最大の役割は「塗膜の強度と均一性をつくること」です。
下塗りで整えた下地に対し、中塗りでしっかりと塗料をのせることで、上塗りだけでは足りない膜厚を補い、長期間外壁を保護するための基盤を形成します。


また、中塗りは上塗りと同じ塗料を使う(今回はウルトラ無機)ため、色の発色(N35/グレー色)を安定させる役割もあり、外壁全体の色ムラを防ぎ、美しい仕上がりにつながります。さらに、中塗りで適切な厚みを確保することで、塗膜が丈夫になり、上塗り塗料の低汚染性・防水性などの機能が最大限発揮されます。
ウルトラMUKIを使用した外壁塗装【上塗り/3回目】




中塗りがしっかりと乾燥したら、上塗りを行います。
上塗りは、仕上げとして外観の美しさと外壁の保護機能を最終的に確立する重要な工程になります。下塗り・中塗りで整えた下地や塗膜の上に塗布され、塗膜の厚みを最終的に確保します。
今回使用している塗料(ウルトラMUKI)の低汚染性・防水性・高耐久性は、この上塗りにより決定され、全体的な美観や意匠性も発揮します。
【目地補修について】
今回のように大手ハウスメーカーでお家を建てられていると、ガスケット目地という特殊な目地が使用されている場合があります。ガスケット目地は劣化すると反る特徴があり、反ってきている場合はコーキングにて打ち替え補修をする必要があります。
今回はガスケット目地でしたが、現地調査にて全ての箇所が反っていないことを確認したため、目地自体の補修は行わず、目地の上から外壁と同じように塗装を行いました。
付帯部塗装【建物全体の耐久性を向上】





付帯部塗装とは、外壁や屋根以外の雨樋、破風板、水切り、軒天、シャッターボックス、笠木、固定金具など建物の周辺部位に行う塗装のことです。
外壁より面積は小さいですが、風雨や紫外線の影響を受けやすく、放置すると腐食や劣化が進みます。
付帯部も適切な塗装を施してあげることで、外壁同様、美観維持と建物寿命の延長が可能になります。
塗装前は高圧洗浄にて外壁同様、塗装面の下地を整えます。
付帯部には弱溶剤塗料を使用します。弱溶剤塗料は、金属・塩ビ・木部など幅広い素材に密着しやすく、塗膜の剥がれや浮きが起こりにくいという特長があります。また、紫外線や劣化に強く、色あせやチョーキングが起こりにくいため、長期間きれいな状態を保ちやすくなります。
足場解体前検査








足場を解体する前に職人と現場監督が責任をもって最後の確認を行います。
お客様にも建物周りをご一緒に確認していただきます。また、足場を登らないと見えない高所部分は撮影した写真を見ていただきます。契約させていただいた施工内容に対し、お客様にご納得いただけるまで解体作業に進むことはありません。
お客様の了承を得た上で足場解体を行い、その後完工書類に記入をしていただき初めて工事が完工となります。
完工後、請求書と一緒に保証書をお渡ししております。お客様が安心して工事を任せていただけるように、工事期間中も施工が行われた日は写真と動画付きで進捗状況を報告させていただいております。
弊社では、お客様の納得と信頼に寄り添った工事を提案時から常々心がけております。
外壁や屋根の補修でお困りやお悩みがある場合はお気軽にお問い合わせください!






