施工事例WORKS
大田区蒲田にて屋上防水のエンビシート防水・機械固定式工法補修2026.01.16
屋上の燕尾(エンビ)シート防水・機械固定式工法は、主に既存防水層の上から施工できる改修向けの防水工法になります。
建物の負担を抑えつつ、確実な防水性能を確保できます。(塩ビ製の防水シートを専用金具とアンカーえ固定します。接着剤でシート全面を貼り付けないため、既存防水層や下地に多少の劣化や水分があっても施工することが可能です)


工事の基本情報のご紹介
| 平米数 | 119㎡(補修平米) |
| 築年数 | 約20築年 |
| 前回の塗装 | なし |
| 費用 | 約129万円(防水工事費) ※同様・同程度の工事を行った場合の目安です(2025年時点)税別 |
| 使用材料 | ビュートップ/ メーカー:田島ルーフィング |
| 保証 | 10年 |
| 工期 | 2週間前後 |
| 担当 | 小西圭司 |
足場組み
屋上工事における足場の有無は、階数や形状によって必要である場合と、必要でない場合があります。今回のように、塩ビシート機械固定工法など、材料が多い工法は作業効率の面や安全性の面から足場を設置する必要があります。
下所処理
既存の下地を施工前に確認し、著しい膨れや水溜まりがある場合は、適切な下地処理を施す必要があります。
適切な下地処理は、新しい防水層を安定して固定することに繋がります。下地が不安定だと、アンカーの固定力が低下してしまうため重要な工程です。

高圧洗浄や清掃でホコリ・泥・苔・油分を除去し、既存防水の浮き・膨れがある場合は切開して補修を行います。大きな凹凸や段差がある場合は、モルタルや補修材で平らにします。

また、既存押え金物撤去します。
絶縁シートを全体に敷く
下地処理が完了した後、下地の上に絶縁シートを全体に敷設します。この工程により、下地と防水層を絶縁し、湿気を逃がします。
重ね幅を確保し、ズレないように仮固定してきます。


固定金具(アンカー・ディスク)の設置
エンビシートを下地に所定のピッチ(間隔)で専用ディスクとアンカーを打ち込む「機械的に固定」する工程になります。


風の影響を受けやすい端部や角部は、固定間隔を狭め、建物の高さ・立地条件に応じて設計に基づいた配置に固定しhて行きます。目安の固定間隔は、「一般部:30~50cm間隔」、「端部・隅部:20~30cm間隔(より強固に)」が一般的です。設置する際、アンカーが確実に下地に効いているかをしっかり確認(引き抜き試験など)しながら進めていきます。


笠木部分(末端)に鋼板を取り付けます。ここの固定金具設置の工程は音が大きく出る作業になります。
エンビシートの敷設
屋上全体に塩ビシートを敷き並べることで、防水層の基礎をつくります。


シートを規定の重ね幅(通常50~100mm)で配置し、シワやたるみが出ないように張り具合を調整しながら敷設します。立上り部分(壁際)までシートを立ち上げます。シートの端部や重ね部分を専用の金物で機械的に固定していきます。
この際に、シートの方向や配置を間違えると、溶着ができなくなるため慎重に作業をすすめていきます。
継ぎ目の熱風溶着(ジョイント処理)
全体にエンビシートを敷き並べたら、シート同士の重ね部分を熱溶着(溶かして一体化)します。シート同士が一体化することで、水が入り込まない防水層が完成します。


専用の熱風溶着機で、重ね部分を高温の熱風で溶かして接着し、ローラーで圧着することで、隙間なく密着させます。


溶着後は、専用の検査機を溶着部に当ててピンホール(小さな穴)や隙間がないか確認します。必要に応じ、再溶着します。
端部の仕上げ処理
この工程は屋上の周囲からの漏水を防ぐために行われます。

雨漏りは「端部・立上り」から起きやすいため、慎重に丁寧に処理します。
脱気筒の設置
脱気筒を設置し、防水層に発生する湿気などで発生する水蒸気を外へ排気します。
防水シートの膨れを防止する効果があります。


脱気筒周りに専用の補強シートを追加し、密着させ、熱風溶着によりしっかり密着させます。


施工完了後点検
施工が完了したら、最終チェックを行います。「シートの破れや傷がないか/溶着部分に隙間がないか/アンカーの固定が確実か/排水が正常にできるか」等の確認を行います。


今回は施工場所にお客様は立ち入ることが出来ないため、あらゆる方向から撮影した写真を通して一緒にご確認していただきます。契約させていただいた施工内容に対し、お客様にご納得いただけるまで完工することはありません。
お客様の了承を得た上で完工書類に記入をしていただき、初めて工事が完工となります。
完工後、請求書と一緒に保証書をお渡ししております。お客様が安心して工事を任せていただけるように、工事期間中も施工が行われた日は写真と動画付きで進捗状況を報告させていただいております。
エンビシート防水・機械固定式工法補修は、耐久性が高く、長期防水に向いております。ひび割れが入りやすいコンクリート下地のマンションやビル・工場・商業施設の広い屋上などの大面積屋上の防水補修に適した工法になります。
工期も短く、強風時もシートがめくれにくく耐風性が高いです。また、撤去を最小限に抑えられ、廃材が少ない既存防水を活かした改修工事です。
弊社では、お客様の納得と信頼に寄り添った工事を提案時から常々心がけております!屋上防水以外でも外壁や屋根の補修でお困りやお悩みがある場合はお気軽にお問い合わせください!






