施工事例WORKS
川崎市高津区にてスーパーガルテクトによる屋根のカバー工法を行いました2026.01.25


お客様からのご要望とご提案内容
今回のお客様は、事前調査を行ったところ既存の屋根材の損傷が激しかったため、塗装によるメンテナンスではなくカバー工法による補修方法をご提案いたしました。
カバー工法補修の場合、「既存の屋根を撤去せず、その上に新しい屋根材を重ねるため解体費や廃材処理費を節約でき、工期も短く済む」「屋根材の間にできる空気層が断熱・遮音効果を高め、快適な住環境を維持することが出来る」「新しく葺く屋根材を軽量で耐久性の高いものを選ぶことで、建物への負担を抑えながら美観も向上する」という3点をお伝えさせていただきました。
今回のように既存の屋根の状態が良くなくても、カバー工法を行うことで新しい屋根材が新設されるため、機能性や外観が新築のように蘇らせることが出来ます。
工事の基本情報のご紹介
| 平米数 | 約70㎡ |
| 築年数 | 約21年 |
| 前回の塗装 | なし |
| 費用 | 約122万円(足場込み・カバー工法) ※同様・同程度の工事を行った場合の目安です(2025年時点) |
| 使用材料 | スーパーガルテクト /メーカー:アイジー工業 |
| 保証 | 20年 |
| 工期 | 1~2週間程度 |
| 担当 | 小西圭司 |
現地調査時の様子(施工前の状況のご紹介)


現地調査では、色褪せや雨染み、ひび割れや欠けが多く発生しているのが分かりました。
全体的に紫外線や雨風で塗膜が劣化し、色が薄くなっています。また、既存の塗膜が劣化しているため、屋根材自体が水を吸い込みやすくなり、乾燥した後に黒いシミとして残っています。雨染みの周辺には黒いコケやカビが発生しているのが写真からも見受けられます。
ひび割れた部分や欠けているところからは、雨水が侵入しやすく、雨漏りや下地材(野地板・防水シート)の腐食につながります。初期段階では室内に症状が出なくても、内部では劣化が進行しているケースが多いため注意が必要です。
施工中の様子
屋根のカバー工法補修を行うための足場組み

まず最初に足場組みを行います。屋根工事における足場組みは、安全性と作業品質を確保するための最初の重要な工程になります。
建物を囲うように鉄製の架台を組み、職人が安定して立てる作業床を設置します。
足場の周りにはメッシュシートを張ることで、周囲への工具や材料などの落下を防止します。
工事中は振動や騒音が出るため、近隣への配慮として事前挨拶を行っております。足場は通常の戸建ての大きさや高さで半日~1日で組み終わります。
丁寧で安全な足場を架設することは、屋根の補修工事の仕上がりを左右するためとても大切です。
【貫板】の取り外し・防水シート(ルーフィング)の設置


貫板(棟板金)の取り外しは、雨が降っていないタイミングで必ず行います。
屋根の一番上にある金属のカバーの下には「貫板」という木材があり、これが棟板金を支えています。この貫板自体も、年数が経つと雨水や湿気で腐っていることが多いためカバー補修をする際には一緒に取り換えてあげる必要があります。写真に写っている細長い木材が貫板になります。よく見ると、黒く色が変色している部分やヒビ割れている部分があり腐食していることが分かります。


棟板金と貫板を取り外したら、防水シート(ルーフィング)を敷いていきます。古い棟板金・貫板を外すことで新しい防水シート(ルーフィング)を屋根全面に敷くことができるため、隙間からの雨水侵入リスクを最小限に抑えられます。
防水シートとは、屋根材の下に敷かれている「二重の傘」のようなもので、屋根材の下に入り込んだ雨水を建物の中に通さない重要な役割を持っています。既存のものは、貫板が劣化しているのと同様に長年の熱や湿気で破れやすくなっている場合が多く劣化しています。そのため、この機会にもう一度新しい防水シートを設置してあげることで万全な防水機能を確保します。
新しい屋根材で既存の屋根をカバーする


新しい屋根材(スーパーガルテクト)で防水シートと同様に下から順番にメーカーが指定している工法手順に沿って仕上げていきます。
新屋根材(スーパーゲルテクト)は、アイジー工業が製造する高性能な金属屋根材で、超高耐久ガルバ(SGL鋼板)を使用しているのが特徴になります。従来のガルバリウム鋼板よりもサビに強いため、長期間にわたり屋根を保護することができます。また、屋根材の裏側に断熱材が一体化されており、夏の暑さや冬の寒さを軽減する断熱・遮熱効果にも優れています。重量は非常に軽く、瓦屋根に比べると大幅に建物への負担を減らせるため、耐震性の向上にもつながります。
建物への負担も少なく、カバー工法にも適した屋根材として弊社でも、カバー工法補修を行う多くのお客様から選ばれています。
新しい専用の役物・棟板金(貫板)の設置


新しい屋根材(スーパーガルテクト)を上の部分まで葺き終わると、棟の下地として樹脂製の貫板を設置します。
樹脂製の貫板は、従来の木製貫板に代わる新しい素材のものです。
従来の木材を主材とした貫板と違い、樹脂製の貫板はポリスチレンやポリプロピレンなどの樹脂を基材としているため、「腐食・劣化しにくい」という特徴があります。木製とは異なり、水を吸わないため変形や腐敗がほとんどありません。弊社では、屋根リフォームや棟板金交換の際は、樹脂製貫板を採用しております。貫板を設置したら、専用の接着剤で棟板金を被せていきます。
役物を先に取り付けてから屋根材を敷いてしまうと、屋根材と役物の重なりが不十分になり、防水性が落ちてしまうため、葺いた後、各役物は屋根材の重なりを確かめながら取り付けていきます。


最後に、棟板金のつなぎ目や、釘穴、天窓周りの専用金具(役物)同士の溝など接合部をコーキングで処理していきます。
完工前検査を経て、足場を解体します




足場を解体する前に職人と現場監督が責任をもって、最後の施工後確認を行います。
足場を登らないと見えない部分であるため、あらゆる方向から撮影した写真を通して一緒にご確認していただきます。契約させていただいた施工内容に対し、お客様にご納得いただけるまで解体作業に進むことはありません。
お客様の了承を得た上で足場解体を行い、その後完工書類に記入をしていただき初めて工事が完工となります。
完工後、請求書と一緒に保証書をお渡ししております。お客様が安心して工事を任せていただけるように、工事期間中も施工が行われた日は写真と動画付きで進捗状況を報告させていただいております。
弊社では、お客様の納得と信頼に寄り添った工事を提案時から常々心がけております!外壁や屋根の補修でお困りやお悩みがある場合はお気軽にお問い合わせください!






