施工事例WORKS

大田区大森東にてパミール屋根を横暖ルーフasを用いてカバー補修しました2026.02.03

施工前
Before
施工後
After

お客様からのご要望とご提案内容

今回のお客様からは、メンテナンスにあたり今後20年以上、屋根を良好な状態で維持したいというご要望をいただきました。

事前調査を行ったところ、既存が「パミール」という、屋根材メーカーのニチハが1996年〜2008年頃に製造・販売したノンアスベストのスレート屋根材でした。このパミールは、一般的なスレート屋根材より軽量で扱いやすいという点から当時多く使われましたが、耐久性能に問題があり、現在は製造中止となっています。特徴としてとても脆いことから、塗装に向いてない屋根材ということ、これらの特徴をお伝えした上で、塗装以外の補修として「葺き替え工法」「カバー工法」のいづれかを勧めさせていただきました。

また、カバー工法の場合は撤去費用が無いため葺き替えよりも短期間かつ費用を抑えて屋根の耐久性を伸ばすことができ、現在とても人気なメンテナンス方法となっております。

平米数約57㎡
築年数約25年
前回の塗装なし
費用約 90 万円
※同様・同程度の工事を行った場合の目安です(2026 年時点)
使用材料横暖ルーフas / メーカー:ニチハ
保証20 年
工期1~2週間程度
担当小西圭司

現地調査時の様子(施工前の状況のご紹介)

現地調査時
現地調査時
現地調査時
現地調査時
現地調査時
現地調査時
現地調査時
現地調査時

現地調査時で見受けられた劣化状態は、一般的なスレート屋根とは異なり、特有かつ深刻な症状でした。「層間剥離」の現象が起こっており、屋根材がミルフィーユ状に層ごと剥がれています。

表面がめくれたり、触るだけでポロポロと崩れることもあり、今回のような状態では、職人が屋根材を踏むだけでどんどん割れていってしまいます。そのため、塗装による補修はできません。また、内部に水分が入り込んでいりことで表面が膨れたり浮いています。表面の防水効果も切れており、雨染みが全体的に広がっています。

経年劣化により屋根材自体が非常にもろくなり、ひび割れや欠けが発生しやすい状態です。さらに、固定している釘が錆びて腐食すると、屋根材のズレや浮き、強風時の落下リスクが高まります。これらの劣化により防水性が大きく低下し、雨漏りにつながる可能性もあります。今回のような劣化症状がみられる場合は、早めのメンテナンスが重要になってきます。

施工中の様子

屋根のカバー工法補修を行うための足場組み

足場組み
足場組み

まず最初に足場組みを行います。屋根工事における足場組みは、安全性と作業品質を確保するための最初の重要な工程になります。

建物を囲うように鉄製の架台を組み、職人が安定して立てる作業床を設置します。

また、足場の外側にはメッシュシートを張り、周囲への工具や材料などの落下を防止します。

工事中は振動や騒音が出るため、近隣への配慮として事前挨拶を行っております。足場は通常の戸建ての大きさや高さで半日~1日で組み終わります。

屋根の補修工事の仕上がりを左右するため、丁寧で安全な足場設置が欠かせません。

既存棟板金・【貫板】の取り外し・防水シート(ルーフィング)の設置

棟板金の取り外し
棟板金の取り外し
棟板金の取り外し
棟板金の取り外し

棟板金の取り外しは、必ず雨が降っていないタイミングで行います。

棟板金は屋根の一番上にある金属のカバーで、雨水が入らないようにする大切な部分になります。棟板金の下には「貫板」という木材があり、これが板金を支えています。この貫板自体も、年数が経つと雨水や湿気で腐っていることが多いためカバー補修をする際には一緒に取り換えてあげる必要があります。写真に写っている細長い木材が貫板になります。よく見ると、黒く色が変色している部分があり腐食していることが分かります。

防水シートを敷く
防水シートを敷く
防水シートを敷く
防水シートを敷く
防水シートを敷く
防水シートを敷く

棟板金と貫板を取り外したら、防水シート(ルーフィング)を屋根の下から上にかけて順番に敷いていきます。古い棟板金・貫板を外すことで新しい防水シート(ルーフィング)を屋根の一番上まで全面的に敷くことができるため、隙間からの雨水侵入リスクを最小限に抑えられることが出来ます。

防水シートは、屋根材の下に敷かれている「二重の傘」のようなもので、屋根材の下に入り込んだ雨水を建物の中に通さない重要な役割を持っています。既存のものが長年の熱や湿気で劣化し、破れやすくなっている場合が多いため、この機会にもう一度新しい防水シートを設置してあげます。

新しい屋根材【横断ルーフas】で既存の屋根をカバーする

新屋根材の設置
新屋根材の設置
新屋根材の設置
新屋根材の設置

新しい屋根材(横断ルーフas)で防水シートと同様に下から順番にメーカーが指定している工法手順に沿って敷いていきます。

新屋根材(横断ルーフas)は、金属屋根ならではの軽量性と高い耐久性を兼ね備えた屋根材になります。屋根重量が軽いため建物への負担が少なく、耐震性の向上にもつながります。また、雨水の流れがスムーズで防水性に優れている点も特長です。ガルバリウム鋼板を使用しているため、サビに強く長期間美観を保ちます。横暖ルーフasはカバー工法にも適した屋根材として弊社でも勧めており、カバー補修を行うお客様からも人気な材料となっています。

新屋根材の設置
新屋根材の設置
新屋根材の設置
新屋根材の設置

新しい専用の役物・棟板金(貫板)の設置

棟板金の設置
棟板金の設置
棟板金の設置
棟板金の設置

新しい屋根材(横断ルーフas)を上の部分まで葺き終わると、棟の下地として樹脂製の貫板を設置します。樹脂製の貫板は、従来の木製貫板に代わる新しい素材のものになります。

従来の木材を主材とした貫板と違い、樹脂製の貫板はポリスチレンやポリプロピレンなどの樹脂を基材としているため、「腐食・劣化しにくい」という特徴があります。木製とは異なり、水を吸わないため変形や腐敗がほとんどありません。弊社では、屋根リフォームや棟板金交換の際は、樹脂製貫板を採用しております。貫板を設置したら、専用の接着剤で棟板金を被せていきます。

末端部の各役物取付
末端部の各役物取付
末端部の各役物取付
末端部の各役物取付

役物を先に取り付けてから屋根材を敷いてしまうと、屋根材と役物の重なりが不十分になり、防水性が落ちてしまうため、葺いた後、各役物は屋根材の重なりを確かめながら取り付けていきます。

隙間のコーキング処理

天窓周りのコーキング処理
天窓周りのコーキング処理

天窓周りには、わずかな隙間ができます。

最後の仕上げとして、こうした棟板金のつなぎ目や、釘穴、天窓周りの専用金具(役物)同士の溝など接合部をコーキングで処理していきます。

天窓周りのコーキング処理
隙間のコーキング処理

屋根は風雨を直接受ける部分のため、わずかな隙間からでも雨水が入ると、下地の貫板の腐食や雨漏りにつながるおそれがあります。隙間にコーキングをしっかりと充填することで、水の浸入経路を完全に塞ぎ、防水性を高めます。

施工時に丁寧にコーキングしておくことで、防水効果をさらに高め、将来のメンテナンス頻度を減らすことができます。

完工前検査を経て、足場を解体します

足場解体時検査
足場解体時検査
足場解体時検査
足場解体時検査
足場解体時検査
足場解体時検査
足場解体時検査
足場解体時検査

足場を解体する前に職人と現場監督が責任をもって、最後の施工後確認を行います。

足場を登らないと見えない部分であるため、あらゆる方向から撮影した写真を通して一緒にご確認していただきます。契約させていただいた施工内容に対し、お客様にご納得いただけるまで解体作業に進むことはありません。

お客様の了承を得た上で足場解体を行い、その後完工書類に記入をしていただき初めて工事が完工となります。

完工後、請求書と一緒に保証書をお渡ししております。お客様が安心して工事を任せていただけるように、工事期間中も施工が行われた日は写真と動画付きで進捗状況を報告させていただいております。

弊社では、お客様の納得と信頼に寄り添った工事を提案時から常々心がけております!外壁や屋根の補修でお困りやお悩みがある場合はお気軽にお問い合わせください!



contactお問い合わせ

ご質問・ご相談も承りますので
お気軽にお問い合わせください

0120-014-524

contact