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2025.09.24築13年、モルタル外壁塗装補修・コロニアルneo屋根のカバー工事
Before After お客様からのご要望とご提案内容
今回のお客様は、今後長期間住むことを前提として屋根・外壁補修をお考えになられていました。
そのため弊社からは、長期にわたり耐久性や耐候性が期待できる補修内容を提案させていただきました。建物を長持ちさせることで、塗り替えの頻度を減らし、ランニングコストを抑える効果があります。また、コストパフォーマンスを高めるために、遮熱機能が備わっている塗料を使用することを勧めさせていただきました。また、モルタル外壁の表面は凹凸になっているため汚れが溜まりやすいです。そのことを考慮し遮熱効果に優れ、さらに防汚性の高い塗料をご提案いたしました。
工事の基本情報のご紹介
平米数 外壁:約215㎡
屋根:約70㎡築年数 築13年 前回の塗装 なし 費用 約200万円
※同様・同程度の工事を行った場合の目安です(2025年時点)使用材料 外壁:シリコンREVO1000‐IR 保証 外壁:10年
屋根:30年工期 3週間程度 担当 植木 直史 現地調査時の様子(施工前の状況のご紹介)
モルタル外壁の補修前 モルタル外壁の補修前 モルタル外壁に黒カビやコケが生えている状態です。カビやコケは水分を含みやすく、モルタル外壁表面が常に湿った状態になりやすくなります。
その結果、モルタル内部にまで水分が浸透しやすくなることで、ひび割れや劣化を早める原因となります。さらに、外壁の防水性が低下すると雨水が内部に侵入し、構造体や下地を傷めることにもつながります。
モルタル外壁の補修前 モルタル外壁の補修前 モルタル外壁は経年劣化や地震・建物の揺れ、乾燥収縮によってひび割れ(クラック)が発生しやすい外壁素材になります。細いヘアクラック程度であれば直ちに雨水が侵入する可能性は低いものの、放置すると徐々にひびが広がり、そこから雨水が浸透して内部の下地や鉄筋にダメージを与えてしまいます。
雨だれの黒い筋汚れは、表面の防水性が落ちて水分や汚れが付着しやすくなっている証拠です。その部分での雨水による吸水と乾燥が繰り返され、劣化が加速している状況になります。写真のように、特にサッシ下や凹凸部分に発生しやすいです。
コロニアルneoの補修前 コロニアルneoの補修前 今回補修を行う屋根材がコロニアルneoであることが計測時に判明しました。
2001年頃から販売されたノンアスベスト屋根材ですが、塗装によるメンテナンスには適していないとされています。その理由は、基材そのものの耐久性に問題があるためです。従来のスレートはアスベストを含んで強度を保っていましたが、コロニアルNEOはアスベストが含まれていない分、代替繊維の性能が不十分であり、屋根材が割れやすく、反りや欠けも生じやすい特徴があります。
水を吸いやすい特徴があるため、写真をよく見るとヒビ割れや、表面の層間剥離、端部や重なり部分がポロポロと欠けているのが見て取れます。この状態が続いてしますト、ひび割れや剥離部分から雨水が侵入し、下地の野地板を腐らせル原因になります。
施工中の様子【モルタル外壁塗装】
1.高圧洗浄機を使用し、下地の表面を綺麗に整える
モルタル外壁の塗装前の高圧洗浄 モルタル外壁の塗装前の高圧洗浄 塗装前の高圧洗浄は、高圧洗浄は塗装工事を長持ちさせるための重要な下地処理の工程です。
外壁や屋根に付着した汚れ・ホコリ・カビ・コケ・古い塗膜の粉などを徹底的に取り除くために行います。これらが残っていると新しい塗料が密着せず、早期の剥がれや膨れの原因になります。
洗浄を丁寧に行うことで、塗料がしっかり定着し、仕上がりの美観が向上するとともに、塗膜の耐久性も高まります。
弊社では土間やカーポートの上部分など、家回りが全体的に綺麗になるようサービスさせていただいております。
2.外壁素地による塗料吸い込み防止をする下塗り
モルタル外壁の下塗り モルタル外壁の下塗り モルタル外壁の下塗り モルタル外壁の下塗り 下塗りはモルタル外壁素地と塗料を密着させる「接着剤」のような働きをし、塗膜が長持ちする基盤をつくります。
モルタルは経年劣化で粉を吹いたり、細かな凹凸や吸水性を持っているため、そのまま上塗りするとムラや剥がれの原因になります。下塗りを行うことで下地を固め、吸い込みを抑えて上塗り材が均一にのる環境を整えます。
下塗りは、見えない部分で塗装全体の品質を左右する欠かせない工程になります。
3.塗膜の厚さを確保する中塗り
モルタル外壁の中塗り モルタル外壁の中塗り モルタル外壁の中塗り 付帯部の中塗り 中塗りの役割は上塗りの土台作りの工程になります。
下塗りによって下地と塗料が密着する基盤は整いますが、まだ十分な塗膜の厚みや均一性は確保で来てない状態になります。
中塗りを行うことで、塗膜全体の厚みを増し、耐久性を高めるとともに、雨風や紫外線から建物を守る力を強化します。また、中塗りは上塗りと同じ塗料を使用することが多く、下地の細かな凹凸や色ムラを埋めて、最終の上塗りが美しく仕上がるよう下準備を整えます。中塗り層があることで上塗り塗料がより均一に定着させ、色の発色や艶の持続性を向上します。
4.見た目と機能の両方を完成させる上塗り
モルタル外壁の上塗り モルタル外壁の上塗り モルタル外壁の上塗り モルタル外壁に使用した補修用塗料 上塗りは一般的な3回塗りの場合、最終塗装工程になります。
モルタル外壁の美観と耐久性を左右する重要な工程であり、色ムラや艶ムラを防ぎ、仕上がりを美しく整えます。上塗りは外部環境に直接さらされるため、防水性・耐候性・耐紫外線性・防汚性などを担い、雨風や紫外線、汚れから建物を守ります。見た目と機能の両方を完成させる、塗装における最も重要な役割を持つ工程になります。
屋根のカバー工事【コロニアルNEO】
1.既存の屋根材に防水シートを敷き、新しい屋根材(横暖ルーフas)を葺いていく
既存の屋根材に防水シートを敷く 防水シートの上から新しい屋根材を葺く コロニアルneoの既存屋根材の下にある防水シートは、紫外線や熱、湿気の影響を受け、て少しずつ劣化しているため、もう一度新しいものを上から貼りなおしてあげる必要があります。防水シートの耐用年数は通常 15〜20年 程度で、築年数が経っている場合は機能が低下している可能性が高いです。
この工程を省いてしまうと、新しい屋根材でカバー工法をしても雨漏りが再発する恐れがあります。
防水シートを全体に敷き終わると、その上から新しい屋根材(横暖ルーフas)を端から順に被せていきます。
2.末端処理・役物板金取付
末端処理 貫板、役物板金 役物、板金取付後 完成 役物板金に接着剤をつけた様子 端まで屋根材を敷いたら、防腐処理済みの貫板 (細長い木製の板)を取り付けます。その上から覆うように役物(やくもの)板金 を被せます。
役物板金は、屋根の仕上がりや雨仕舞い(水の流れを正しく処理すること)に欠かせない重要な部材になります。屋根の端の板金は、雨漏りに直結する場所であるため、末端処理を含め丁寧に施工をしていく必要があります。
完工前検査を経て、足場解体
完工前検査 完工前検査 完工前検査 完工前検査 足場を解体する前に職人と現場監督が責任をもって最後の確認を行います。
お客様にも建物周りをご一緒に確認していただきます。また、足場を登らないと見えない部分は撮影した写真を見ていただきます。契約させていただいた施工内容に対し、お客様にご納得いただけるまで解体作業に進むことはありません。
お客様の了承を得た上で足場解体を行い、その後完工書類に記入をしていただき初めて工事が完工となります。
完工後、請求書と一緒に保証書をお渡ししております。お客様が安心して工事を任せていただけるように、工事期間中も施工が行われた日は写真と動画付きで進捗状況を報告させていただいております。
弊社では、お客様の納得と信頼に寄り添った工事を提案時から常々心がけております。外壁や屋根の補修でお困りやお悩みがある場合はお気軽にお問い合わせください!
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既存の塩ビシートは不良部分を撤去、段差エポキシ系下地調整材、長尺シート タキロンのRA-983の施工事例です!(^^)!
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