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2025.10.23大田区北馬込にてガルバリウム鋼板屋根を遮熱塗料を使用し塗装補修を行いました
Before 
After お客様からのご要望とご提案内容
今回ご依頼していただいたお客様は、夏場の室内の暑さを気にされており、メンテナンスに支払うご予算も決められておりました。ガルバリウム鋼板の特性に適した性能と費用面を考慮し、遮熱性と柔軟性を備えたアステックのシリコン塗料「スーパーシャネツサーモSi」をご提案いたしました。
工事の基本情報のご紹介
平米数 60㎡ 築年数 11年 前回の塗装 なし 費用 約40万円(足場代込)
※同様・同程度の工事を行った場合の目安です(2025年時点)使用材料 スーパーシャネツサーモSi (色:トゥルーホワイト)/メーカー:アステック 保証 10年 工期 2~3週間程度 担当 植木尚史 現地調査時の様子(施工前の状況のご紹介)



写真から見て取れるように、新築時のような金属光沢やツヤが失われ、全体的にくすんだ印象を受けます。
長期間日光にさらされたことで、紫外線の影響により塗膜の劣化が進行したことが考えられます。 新築時では、ガルバリウムの上に塗装された塗膜により防汚機能がありますが、年数の経過とともにその機能が低下し、汚れが付着しやすくなります。写真でも表面がうっすら黒く汚れていることが確認できます。ガルバリウム鋼板は防錆性が高い素材ですが、小さな傷や、釘まわりや切断面、重なり部分に溜まる水分などから徐々にサビが発生することがあります。施工中の様子
下地を整え、塗料の密着性を高める高圧洗浄



塗布面に汚れが残っている場合、塗料の密着性に影響してしまいます。そのため最初の工程で、屋根全体を高圧洗浄で清掃します。コケ・藻・汚れ・チョーキング粉・サビをしっかり落とすことで、塗料の密着を高めます。汚れが残っていると塗膜が浮いたり、早期剥がれの原因になってしまいます。
錆止め塗料を丁寧に塗布します【錆止め塗料を使用した下塗り】


サビや古い塗膜の浮きが見られる場合には、サンドペーパーで丁寧に除去した後、下塗りとして錆止め塗料を塗布します。今回は目立ったサビの発生がなかったため、高圧洗浄のみで下地処理として十分な状態でした。
ガルバリウム鋼板の表面は、アルミと亜鉛の合金めっきで覆われており、非常にツルツルしていて塗料が密着しにくいという特徴があります。錆止め塗料には、錆による腐食を防止する他、ガルバリウム表面と上塗り塗料を密着させる“接着剤”の役割を果たします。 ガルバリウム鋼板には「エポキシ系」「変性シリコン系」の密着性が高い専用の金属用プライマー(サビ止め塗料)が使用されます。特に釘まわりや重なり部は腐食が起こりやすいため、念入りに防錆剤を塗布します。
遮熱塗料にてお住まい全体を暑さから守ります【中塗り】

中塗りは、下塗りで形成された防錆層の上に塗料の厚みと強度を持たせる工程です。塗膜の耐久性や防水性(今回の場合は遮熱塗料を使用しているので、遮熱性)を確保するために非常に重要な役割を果たします。下塗りがしっかり乾燥したことを確認したうえで行い、金属面との密着を保ちながら、塗膜を均一に仕上げていきます。
ガルバリウム鋼板は金属特有の熱膨張・収縮が起こるため、柔軟性や遮熱性に優れた塗料を選んであげることが重要です。
熱塗料にてお住まい全体を暑さから守ります【中塗り】


ガルバリウム鋼板の上塗りは、塗装工程の最終仕上げとして美観と保護性能を完成させる最後の工程になります。中塗りによって形成された塗膜をさらに強化し、屋根全体を紫外線・雨風・熱から長期間守る役割を担います。
ガルバリウム鋼板は金属特有の熱膨張・収縮を繰り返すため、中塗りと同様に、柔軟性のある塗料を使用して塗膜が追従できるよう仕上げることが重要です。これにより、ヒビ割れの発生を防ぎ、長期間にわたり屋根の防水性と耐久性を維持できます。また、上塗りによって屋根のツヤがよみがえり、建物全体の印象が新築時のように美しくなります。
今回は、中塗り・上塗りの両工程で遮熱機能を備えた塗料を使用したため、夏場の室内温度上昇を抑える効果が期待できます。
完工前検査を経て、足場を解体します


足場を解体する前に職人と現場監督が責任をもって、最後の施工後確認を行います。
足場を登らないと見えない部分であるため、あらゆる方向から撮影した写真を通して一緒にご確認していただきます。契約させていただいた施工内容に対し、お客様にご納得いただけるまで解体作業に進むことはありません。
お客様の了承を得た上で足場解体を行い、その後完工書類に記入をしていただき初めて工事が完工となります。
完工後、請求書と一緒に保証書をお渡ししております。お客様が安心して工事を任せていただけるように、工事期間中も施工が行われた日は写真と動画付きで進捗状況を報告させていただいております。
弊社では、お客様の納得と信頼に寄り添った工事を提案時から常々心がけております!外壁や屋根の補修でお困りやお悩みがある場合はお気軽にお問い合わせください!
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2025.10.17大田区東雪谷にてコロニアルNEO屋根のカバー工法補修を行いました
Before 
After 
Before 
After お客様からのご要望とご提案内容
お客様はのご要望は、今回メンテナンスを行うことで、将来的な塗り替えや補修の手間は大幅に減らしたいとのことでした。また、事前に現地調査をさせていただいた際に屋根材が「コロニアルNEO」であることが判明しました。
コロニアルNEOは、ニチハ株式会社が製造していたスレート系屋根材で、「塗装によるメンテナンスが適していない」とされています。アスベストを含まないノンアスベスト素材(健康に配慮された屋根材)ですが、その分基材が脆く、水分を吸収しやすく表面の防水層が劣化すると層間剥離(そうかんはくり)が起こりやすい構造になっています。
塗装をしても内部に湿気がこもることでさらに剥離が進行し、塗膜の膨れや割れ、屋根材自体の破損につながるため、塗装では十分な耐久性を確保できません。
塗装では屋根材自体の根本的な補修にはならず長期的な耐久性にも期待が出来ません。これらを踏まえ、弊社はカバー工法補修を提案させていただきました。
カバー工法による補修は、既存の屋根材の上に新しい屋根材を重ねて施工するため、防水性・断熱性が向上し、耐久性を大きく延ばすことができます。また、既存屋根を撤去しないため廃材が少なく、葺き替え(既存の物を全て撤去し、新しく葺く)よりも工期の短縮やコスト削減によって施工費用を抑えることができます。
見た目の美しさを保ちながら、今後の雨漏りリスクを軽減し、長期的に安心して住める住まいに仕上げることができます。
工事の基本情報のご紹介
平米数 64.8㎡ 築年数 約23年 費用 約110万円(足場代込)
※同様・同程度の工事を行った場合の目安です(2025年時点)使用材料 スカイメタルルーフウッド オリーブ色 / メーカー:伊藤忠建材 保証 30年 工期 1週間~2週間程度【屋根のみの場合】 担当 小西圭司 現地調査時の様子(施工前の状況のご紹介)

施工前 
施工前 施工中の様子
棟板金を外す・防水シートを敷く

棟板金を外す 
棟板金を外す 最初に棟板金を取り外します。棟板金を外すことで、屋根全体に新しい防水シートをしっかりと敷き込むことができます。これにより、雨水の侵入経路を完全に遮断することが可能になります。

防水紙を敷く 
防水紙を敷く カバー工法では古い屋根を撤去せず、その上に新しい屋根材を施工するため、既存屋根の上に防水シートを敷くことで、古い屋根材への雨水の浸透を防ぎ下地の腐食を抑えます。
古い既存の屋根材の下にも防水シートが敷かれていますが、防水シート(ルーフィング)の寿命が10年~20年程度が目安とされているため、カバー補修の際にもう一度新しく敷いてあげる必要があります。
屋根材を端から順番に敷く

新しい屋根材の設置 
新しい屋根材の設置 基本的に、屋根材は下から上へ順に敷いていきます。屋根材同士の重なりを適切に取ることで、防水性能を確保します。急勾配な箇所には、適切な位置に屋根材の上に雪止め金具を直接固定していきます。
棟板金と役物の取付


新しい屋根材(スカイメタルルーフ)を上の部分まで葺き終わると、棟の下地として貫板を設置します。
樹脂製の貫板は、従来の木製貫板に代わる新しい素材のものになります。主にポリスチレンやポリプロピレンなどの樹脂を基材としており「腐食・劣化しにくい」という特徴があります。木製貫板は、長年の雨水や湿気の影響で腐ったり、釘が効かなくなったりすることがありますが、樹脂製は水を吸わないため、変形や腐敗がほとんどありません。弊社では、屋根リフォームや棟板金交換の際は、樹脂製貫板を採用しております。

棟板金の取付 
役物の取付 上部まで新しい屋根材を敷き詰めたら、屋根材メーカー専用の棟板金に接着剤をつけて固定していきます。末端部に取り付ける役物は美観を向上させるとともに雨水の流れを整え、屋根の側面を保護し、風による吹き上げや雨だれによる劣化を防ぎます。
完工前検査を経て、足場を解体します

足場解体前検査 
足場解体前検査 足場を解体する前に職人と現場監督が責任をもって、最後の施工後確認を行います。
足場を登らないと見えない部分であるため、あらゆる方向から撮影した写真を通して一緒にご確認していただきます。契約させていただいた施工内容に対し、お客様にご納得いただけるまで解体作業に進むことはありません。
お客様の了承を得た上で足場解体を行い、その後完工書類に記入をしていただき初めて工事が完工となります。
完工後、請求書と一緒に保証書をお渡ししております。お客様が安心して工事を任せていただけるように、工事期間中も施工が行われた日は写真と動画付きで進捗状況を報告させていただいております。
弊社では、お客様の納得と信頼に寄り添った工事を提案時から常々心がけております!外壁や屋根の補修でお困りやお悩みがある場合はお気軽にお問い合わせください!
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2025.10.15大田区西馬込にてパミール屋根のカバー補修を行いました
Before 
After 
Before 
After お客様からのご要望とご提案内容
お客様はのご要望は今後も長く住む予定であり、今回のメンテナンスを行うことで、将来的な塗り替えや補修の手間は大幅に減らしたいとのことでした。その点も踏まえ、劣化状態とパミールの屋根であること確認した上で、塗装ではなくカバー工法による補修を提案させていただきました。
築年数的にも屋根材の劣化が進んでいたため、塗装を行っても数年以内に剥がれ落ちてしまう可能性があることをお伝えしました。カバー工法による補修は、既存の屋根材の上に新しい屋根材を重ねて施工するため、防水性・断熱性が向上し、耐久性を大きく延ばすことができます。また、既存屋根を撤去しないため廃材が少なく、工期の短縮やコスト削減によって施工費用を抑えることができます。今回の様に屋根材の下地の腐食やひび割れが進行している場合は、塗装では根本的な改善が難しいため、カバー工法が最適な選択です。
見た目の美しさを保ちながら、今後の雨漏りリスクを軽減し、長期的に安心して住める住まいに仕上げることができます。
工事の基本情報のご紹介
平米数 57㎡ 築年数 約25年 費用 約100万円(足場代込)
※同様・同程度の工事を行った場合の目安です(2025年時点)使用材料 横暖ルーフaS 保証 20 年 工期 1週間~2週間程度【屋根のみの場合】 担当 小西圭司 現地調査時の様子(施工前の状況のご紹介)

施工前 
施工前 
施工前 
施工前 現地調査により、今回のお客様の屋根材はパミールであることが判明しました。パミールは内部が層状に重なった構造になっており、経年劣化により層と層の間が剥がれてくる「層状剥離」が起きやすい特徴があります。この状態で塗装補修を行っても、表面だけが塗膜で覆われるだけで、内部の剥がれや浮きは解消されないという注意点があります。結果として、短期間で塗膜が浮いたり、ひび割れたりする恐れがあります。
表面が既に剥離現象を起こしており屋根材の縁が割れたり、欠けているのが見て取れます。縦線に白い雨染みもあり、屋根材の防水機能が低下していることが分かります。
施工中の様子
棟板金を外す・防水シートを敷く

棟板金取り外し 
棟板金取り外し 最初に棟板金を取り外します。棟板金を外すことで、屋根全体に新しい防水シートをしっかりと敷き込むことができます。これにより、雨水の侵入経路を完全に遮断することが可能です。

防水紙敷く 
防水紙敷く 
防水紙敷く 
防水紙敷く カバー工法では古い屋根を撤去せず、その上に新しい屋根材を施工するため、既存屋根の上に防水シートを敷くことで、古い屋根材への雨水の浸透を防ぎ下地の腐食を抑えます。古い屋根の下にも防水シートが敷かれていますが、防水シート(ルーフィング)の寿命が10年~15年程度が目安とされているため、カバー補修の際にもう一度新しく敷いてあげる必要があります。
屋根材を端から順番に敷く

新しい屋根材 
新しい屋根材の設置 
雪止め設置 
屋根の端部に金属部材を取り付ける 雨水の流れを整えるため、屋根の端部や谷部分に金属部材を取り付けます。
基本的に、屋根材は下から上へ順に敷いていきます。屋根材同士の重なりを適切に取ることで、防水性能を確保します。急勾配な箇所には、適切な位置に屋根材の上に雪止め金具を直接固定していきます。

屋根材新設 
屋根材新設 棟板金の装着と防水性を高めるコーキング処理

棟板金の装着 
棟板金装着後 上まで新しい屋根材を敷き詰めたら、屋根材メーカー専用の棟板金に接着剤をつけて固定していきます。

コーキング処理 
コーキング処理 棟板金は2〜3mほどの長さのものを継ぎ足して取り付けるため、つなぎ目にわずかな隙間ができます。最後の仕上げとして、こうした棟板金のつなぎ目や、天窓周りの専用金具(役物)同士の溝など接合部をコーキングで処理していきます。屋根は風雨を直接受ける部分のため、わずかな隙間からでも雨水が入ると、下地の貫板の腐食や雨漏りにつながるおそれがあります。隙間にコーキングを充填することで、水の浸入経路を完全に塞ぎ、防水性を高めます。
施工時に丁寧にコーキングしておくことで、将来のメンテナンス頻度を減らすことができます。
完工前検査を経て、足場を解体します

施工後検査 
施工後検査 
施工後検査 
施工後検査 足場を解体する前に職人と現場監督が責任をもって、最後の施工後確認を行います。
足場を登らないと見えない部分であるため、あらゆる方向から撮影した写真を通して一緒にご確認していただきます。契約させていただいた施工内容に対し、お客様にご納得いただけるまで解体作業に進むことはありません。
お客様の了承を得た上で足場解体を行い、その後完工書類に記入をしていただき初めて工事が完工となります。
完工後、請求書と一緒に保証書をお渡ししております。お客様が安心して工事を任せていただけるように、工事期間中も施工が行われた日は写真と動画付きで進捗状況を報告させていただいております。
弊社では、お客様の納得と信頼に寄り添った工事を提案時から常々心がけております!外壁や屋根の補修でお困りやお悩みがある場合はお気軽にお問い合わせください!
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2025.09.24築13年、モルタル外壁塗装補修・コロニアルneo屋根のカバー工事
Before 
After お客様からのご要望とご提案内容
今回のお客様は、今後長期間住むことを前提として屋根・外壁補修をお考えになられていました。
そのため弊社からは、長期にわたり耐久性や耐候性が期待できる補修内容を提案させていただきました。建物を長持ちさせることで、塗り替えの頻度を減らし、ランニングコストを抑える効果があります。また、コストパフォーマンスを高めるために、遮熱機能が備わっている塗料を使用することを勧めさせていただきました。また、モルタル外壁の表面は凹凸になっているため汚れが溜まりやすいです。そのことを考慮し遮熱効果に優れ、さらに防汚性の高い塗料をご提案いたしました。
工事の基本情報のご紹介
平米数 外壁:約215㎡
屋根:約70㎡築年数 築13年 前回の塗装 なし 費用 約200万円
※同様・同程度の工事を行った場合の目安です(2025年時点)使用材料 外壁:シリコンREVO1000‐IR 保証 外壁:10年
屋根:30年工期 3週間程度 担当 植木 直史 現地調査時の様子(施工前の状況のご紹介)

モルタル外壁の補修前 
モルタル外壁の補修前 モルタル外壁に黒カビやコケが生えている状態です。カビやコケは水分を含みやすく、モルタル外壁表面が常に湿った状態になりやすくなります。
その結果、モルタル内部にまで水分が浸透しやすくなることで、ひび割れや劣化を早める原因となります。さらに、外壁の防水性が低下すると雨水が内部に侵入し、構造体や下地を傷めることにもつながります。

モルタル外壁の補修前 
モルタル外壁の補修前 モルタル外壁は経年劣化や地震・建物の揺れ、乾燥収縮によってひび割れ(クラック)が発生しやすい外壁素材になります。細いヘアクラック程度であれば直ちに雨水が侵入する可能性は低いものの、放置すると徐々にひびが広がり、そこから雨水が浸透して内部の下地や鉄筋にダメージを与えてしまいます。
雨だれの黒い筋汚れは、表面の防水性が落ちて水分や汚れが付着しやすくなっている証拠です。その部分での雨水による吸水と乾燥が繰り返され、劣化が加速している状況になります。写真のように、特にサッシ下や凹凸部分に発生しやすいです。

コロニアルneoの補修前 
コロニアルneoの補修前 今回補修を行う屋根材がコロニアルneoであることが計測時に判明しました。
2001年頃から販売されたノンアスベスト屋根材ですが、塗装によるメンテナンスには適していないとされています。その理由は、基材そのものの耐久性に問題があるためです。従来のスレートはアスベストを含んで強度を保っていましたが、コロニアルNEOはアスベストが含まれていない分、代替繊維の性能が不十分であり、屋根材が割れやすく、反りや欠けも生じやすい特徴があります。
水を吸いやすい特徴があるため、写真をよく見るとヒビ割れや、表面の層間剥離、端部や重なり部分がポロポロと欠けているのが見て取れます。この状態が続いてしますト、ひび割れや剥離部分から雨水が侵入し、下地の野地板を腐らせル原因になります。
施工中の様子【モルタル外壁塗装】
1.高圧洗浄機を使用し、下地の表面を綺麗に整える

モルタル外壁の塗装前の高圧洗浄 
モルタル外壁の塗装前の高圧洗浄 塗装前の高圧洗浄は、高圧洗浄は塗装工事を長持ちさせるための重要な下地処理の工程です。
外壁や屋根に付着した汚れ・ホコリ・カビ・コケ・古い塗膜の粉などを徹底的に取り除くために行います。これらが残っていると新しい塗料が密着せず、早期の剥がれや膨れの原因になります。
洗浄を丁寧に行うことで、塗料がしっかり定着し、仕上がりの美観が向上するとともに、塗膜の耐久性も高まります。
弊社では土間やカーポートの上部分など、家回りが全体的に綺麗になるようサービスさせていただいております。
2.外壁素地による塗料吸い込み防止をする下塗り

モルタル外壁の下塗り 
モルタル外壁の下塗り 
モルタル外壁の下塗り 
モルタル外壁の下塗り 下塗りはモルタル外壁素地と塗料を密着させる「接着剤」のような働きをし、塗膜が長持ちする基盤をつくります。
モルタルは経年劣化で粉を吹いたり、細かな凹凸や吸水性を持っているため、そのまま上塗りするとムラや剥がれの原因になります。下塗りを行うことで下地を固め、吸い込みを抑えて上塗り材が均一にのる環境を整えます。
下塗りは、見えない部分で塗装全体の品質を左右する欠かせない工程になります。
3.塗膜の厚さを確保する中塗り

モルタル外壁の中塗り 
モルタル外壁の中塗り 
モルタル外壁の中塗り 
付帯部の中塗り 中塗りの役割は上塗りの土台作りの工程になります。
下塗りによって下地と塗料が密着する基盤は整いますが、まだ十分な塗膜の厚みや均一性は確保で来てない状態になります。
中塗りを行うことで、塗膜全体の厚みを増し、耐久性を高めるとともに、雨風や紫外線から建物を守る力を強化します。また、中塗りは上塗りと同じ塗料を使用することが多く、下地の細かな凹凸や色ムラを埋めて、最終の上塗りが美しく仕上がるよう下準備を整えます。中塗り層があることで上塗り塗料がより均一に定着させ、色の発色や艶の持続性を向上します。
4.見た目と機能の両方を完成させる上塗り

モルタル外壁の上塗り 
モルタル外壁の上塗り 
モルタル外壁の上塗り 
モルタル外壁に使用した補修用塗料 上塗りは一般的な3回塗りの場合、最終塗装工程になります。
モルタル外壁の美観と耐久性を左右する重要な工程であり、色ムラや艶ムラを防ぎ、仕上がりを美しく整えます。上塗りは外部環境に直接さらされるため、防水性・耐候性・耐紫外線性・防汚性などを担い、雨風や紫外線、汚れから建物を守ります。見た目と機能の両方を完成させる、塗装における最も重要な役割を持つ工程になります。
屋根のカバー工事【コロニアルNEO】
1.既存の屋根材に防水シートを敷き、新しい屋根材(横暖ルーフas)を葺いていく

既存の屋根材に防水シートを敷く 
防水シートの上から新しい屋根材を葺く コロニアルneoの既存屋根材の下にある防水シートは、紫外線や熱、湿気の影響を受け、て少しずつ劣化しているため、もう一度新しいものを上から貼りなおしてあげる必要があります。防水シートの耐用年数は通常 15〜20年 程度で、築年数が経っている場合は機能が低下している可能性が高いです。
この工程を省いてしまうと、新しい屋根材でカバー工法をしても雨漏りが再発する恐れがあります。
防水シートを全体に敷き終わると、その上から新しい屋根材(横暖ルーフas)を端から順に被せていきます。
2.末端処理・役物板金取付

末端処理 
貫板、役物板金 
役物、板金取付後 
完成 
役物板金に接着剤をつけた様子 端まで屋根材を敷いたら、防腐処理済みの貫板 (細長い木製の板)を取り付けます。その上から覆うように役物(やくもの)板金 を被せます。
役物板金は、屋根の仕上がりや雨仕舞い(水の流れを正しく処理すること)に欠かせない重要な部材になります。屋根の端の板金は、雨漏りに直結する場所であるため、末端処理を含め丁寧に施工をしていく必要があります。
完工前検査を経て、足場解体

完工前検査 
完工前検査 
完工前検査 
完工前検査 足場を解体する前に職人と現場監督が責任をもって最後の確認を行います。
お客様にも建物周りをご一緒に確認していただきます。また、足場を登らないと見えない部分は撮影した写真を見ていただきます。契約させていただいた施工内容に対し、お客様にご納得いただけるまで解体作業に進むことはありません。
お客様の了承を得た上で足場解体を行い、その後完工書類に記入をしていただき初めて工事が完工となります。
完工後、請求書と一緒に保証書をお渡ししております。お客様が安心して工事を任せていただけるように、工事期間中も施工が行われた日は写真と動画付きで進捗状況を報告させていただいております。
弊社では、お客様の納得と信頼に寄り添った工事を提案時から常々心がけております。外壁や屋根の補修でお困りやお悩みがある場合はお気軽にお問い合わせください!
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2025.09.17大田区大森北にて遮熱塗料とウルトラTOPによる外壁塗装と屋根カバー工事の施工事例
Before 
After お客様からのご要望とご提案内容
今回のお客様は、近隣の方が弊社の方で施工していたため、外壁塗装や屋根補修のメンテナンスについてご説明の機会をいただいたことがきっかけでした。近隣の外壁補修を3軒施工していたので、仕上がり状態をご覧いただけました。そのことを踏まえた上で、築後13年が経過していることもありメンテナンスについて考えていただけました。
弊社は、世間一般的に耐久性の点から外壁塗装でよく用いられている「ラジカルシリコン塗料」「フッ素塗料」の各特徴、各種使用した場合の費用を比較し、補修内容を説明させていただきました。
また、見積もりを出させていただくにあたり、ドローンによる屋根点検を行った際に屋根材が "コロニアNEO" であるということが分かりました。コロニアルNEOは、2001年頃から販売されたノンアスベスト屋根材ですが、塗装によるメンテナンスには適していないとされています。その理由は、基材そのものの耐久性に問題があるためです。従来のスレートはアスベストを含んで強度を保っていましたが、コロニアルNEOはアスベストが含まれていない分、代替繊維の性能が不十分であり、屋根材が割れやすく、反りや欠けも生じやすい特徴があります。
表面を塗装で保護しても、内部の劣化や脆さを改善できないため、数年で再び不具合が発生する可能性が高いです。現在は製造終了しており、製造元の松下電工も、コロニアルNEOの塗装は意味がないと推奨していません。コロニアルNEOに塗装をしても一時的に見た目が整うだけで長期的に長持ちさせるという、根本的な対応策にはならないとされています。
また、結果として、塗装費用が無駄になり、後々大規模な工事が必要になるケースが多く見られます。
したがって、この屋根材のコロニアルneoのメンテナンス方法には、金属屋根のカバー工法や、すべてを取り換える葺き替え工事を選択するのが現実的で安心です。理由を説明させていただいた上で、塗装による補修ではなく、葺き替えか、カバー工法による補修を提案させていただきました。
工事の基本情報のご紹介
平米数 外壁:155㎡
屋根:41㎡築年数 築13年 前回の塗装 なし 費用 約150万円
※同様・同程度の工事を行った場合の目安です(2025年時点)使用材料 外壁
シリコンREVO1000‐IR(アステックペイント)
ウルトラTOP(プレマテックス)
屋根
横暖ルーフaS(ニチハ)/カバー工法保証 外壁:10年
屋根:20年工期 3週間程度 担当 植木尚史 現地調査時の様子(施工前の状況のご紹介)
外壁の劣化状態

モルタル壁の塗装前 
モルタル壁の塗装前 外壁のモルタルに黒い雨染みやコケが残っている場合、汚れやカビ・藻の発生、または雨水の浸透による劣化サインになります。
黒い雨染みやコケが残るのは、雨水による汚れの付着や湿気で発生するカビ・藻が原因です。放置すると見た目が悪くなるだけでなく、防水性の低下や劣化の進行を招き、ひび割れや塗膜剥離につながる恐れがあります。高圧洗浄を行い、汚れや菌類を除去し、防カビ・防藻性を備えた塗料で再塗装する必要があります。

破風板周辺・雨樋の塗装前 
モルタル壁のひび割れ症状 雨樋の汚れや錆は、住宅の劣化を示すサインの一つになります。錆が進行すると穴あきや破損につながり、雨水が正しく排水されず基礎や外壁を傷める恐れもあります。腐食が進んでいる場合は交換が必要になります。
外壁モルタルのヒビは、経年劣化や乾燥収縮、地震や振動、雨水の浸透などが原因で発生します。小さなヘアクラック(0.3mm未満の細いひび)は表面の塗膜やモルタルの乾燥によるもので、すぐに構造に影響することは少ないですが、放置すると水が染み込み、内部の鉄筋を錆びさせたり凍害を招いたりします。
一方で、上の写真の様に 幅が広いひび・深いクラック は建物の構造に関わる可能性があり、雨漏りや剥落の原因となるため注意が必要です。補修にはシーリング材の充填や樹脂モルタルの埋め戻し、場合によってはUカットやVカット補修を行います。ヒビ補修後に、その上から塗装補修を行っていきます。
屋根の劣化状態

コロニアルNEO屋根補修前 
コロニアルNEO屋根補修前 
コロニアルNEO屋根補修前 
コロニアルNEO屋根補修前 コロニアルNEO屋根の表面が黒ずんでいるのが4枚の写真からみてとれます。屋根材の表面が全体的に黒ずんでいるのは塗膜の劣化によって防水性が低下し、雨水を吸収してコケやカビ、藻が繁殖しているサインになります。美観を損なうだけでなく、表面の保護機能が失われています。
また、よく見ると細かくヒビ割れしている部分が見られます。ヒビ割れは紫外線などの影響で経年劣化し屋根材が脆くなっている証拠になります。割れた部分から雨水が浸入すると下地材を傷め、雨漏りや構造劣化につながる危険があります。
これらの症状が出た場合、塗装補修や差し替え補修、必要に応じてカバー工法で対応することが必要になってきます。
施工中の様子【モルタル外壁】
1.塗装前の高圧洗浄

塗装前の高圧洗浄 
塗装前の高圧洗浄 塗装前のモルタル外壁における高圧洗浄は、仕上がりと耐久性を左右する重要な工程になります。
外壁には長年の雨風で付着した埃・排気ガス・雨染み・コケやカビが残っており、これらを除去しないまま塗装すると塗膜の密着性が低下し、早期の剥がれや膨れにつながります。高圧洗浄では強い水圧で表面を洗い流すことで、目に見えない細かな汚れや古い塗膜の粉化(チョーキング)も除去していきます。特にモルタル外壁は凹凸が多く汚れが溜まりやすいため、丁寧な洗浄が必要です。
洗浄後は十分な乾燥時間を確保し、その上で下塗りから塗装工程を進めることで、塗料の性能を最大限に発揮できます。
2.外観の仕上がりを左右する養生工程

塗装養生 
塗装養生 
塗装養生 
塗装養生 
塗装養生 塗装工事における養生とは、塗料が付着してはいけない部分をシートやテープで覆い、保護する作業になります。窓や玄関ドア、雨樋、植栽、車などをビニールシートで覆い、床や土間は養生シートで保護します。
これにより仕上がりを美しく保ち、塗料の飛散や汚れを防止できます。また、養生は単に保護のためだけでなく、塗装範囲の境界を明確にし、ラインを整える役割もあります。外壁塗装では工事全体の品質を左右する重要な工程であり、丁寧な養生が結果的に美観や耐久性を高めることにつながります。
3.【下塗り】遮熱塗料で快適さを向上させるための外壁塗装

モルタル壁下塗り 
モルタル壁下塗り モルタル外壁の下塗りは、塗料の密着性を高め、仕上がりと耐久性を確保するために重要になってきます。モルタルは多孔質で水分や塗料を吸いやすく、そのまま上塗りすると塗料の吸い込みが不均一になり、色ムラや塗膜の薄弱部分が生じやすくなります。
下塗り材(シーラーやフィラー)を塗布することで、上塗り塗料がしっかり定着し、剥がれや膨れのリスクを低減できます。また、微細なヒビや凹凸を補修・調整する効果もあり、外壁全体を均一な状態に整えることで、中塗り層・上塗り層 を安定させ長期的な美観と防水性能を維持することが可能です。
4.【中塗り】遮熱塗料で快適さを向上させるための外壁塗装

モルタル壁中塗り 
モルタル壁中塗り モルタル外壁の中塗りは、下塗りで整えた下地を保護し、塗膜の厚みを確保するために行います。
下塗りだけでは塗膜が薄く、外部からの紫外線や雨水、汚れの影響を十分に防ぐことができません。中塗りは上塗り塗料の下地としての役割を持ち、塗膜の密度を高めることで耐久性や防水性を向上させます。また、塗料の色や艶を均一にすることで仕上がりの美観も安定させ、最終の上塗りで本来の色や性能を最大限発揮できる状態を整えます。
5.【上塗り】遮熱塗料で快適さを向上させるための外壁塗装

モルタル壁上塗り 
モルタル壁上塗り モルタル壁の上塗りは、外壁塗装工程の仕上げであり、塗膜の美観と耐久性を決定づける重要な工程になります。上塗り塗料は、色や艶、質感を外観として最終的に表現すると同時に、下塗り・中塗りで整えた塗膜を保護する役割を果たします。また、防水性や耐候性、耐汚染性など、塗料本来の性能を発揮するのも上塗りの役割です。
適切な厚みで均一に塗布することで、外壁の劣化を防ぎ、ヒビや剥がれの発生を抑制します。
6.高耐久性を最大限に発揮する4層目のウルトラTOP塗装

モルタル壁【4層目ウルトラTOP】 
モルタル壁【4層目ウルトラTOP】 
モルタル壁【4層目ウルトラTOP】 
モルタル壁【4層目ウルトラTOP】 今回、4層目に使用した「ウルトラTOP」は、プレマテックス社が提供する住宅用の上塗り保護コートで、外壁や屋根塗装の耐久性を大幅に向上させる新しい塗装技術の施工内容になります。
通常の3層(下塗り+中塗り+上塗り)の上から、+aとしてウルトラTOPをコーティング塗装することで上塗り塗料の耐用年数が約15~20年延びるとされています。自動車の塗装技術を応用したもので、上塗り材を守り、上塗り材への負担を軽減するために、保護層をプラスすることで塗装の耐久性を飛躍的に向上させることが可能です。透明の塗料となっています。
メンテナンスの頻度を減らし、長期的にコストを抑えたい方に4層目のウルトラトップの塗装をお薦めしております。
7.外壁以外の付帯部塗装

破風板塗装 
破風板塗装 
雨樋塗装 付帯部塗装とは、外壁や屋根以外の雨樋、破風板、軒天、シャッターボックスなど建物の周辺部位に行う塗装のことです。外壁より面積は小さいですが、風雨や紫外線の影響を受けやすく、放置すると腐食や劣化が進みます。
塗装前は高圧洗浄にて外壁同様、塗装面の下地を整えます。
適切な付帯部塗装により、美観維持と建物寿命の延長が可能になります。
破風板は木部用の塗料、雨樋は弱溶剤塗料を使用し、付帯部の種類により各所適切な塗料を使用していきます。
施工中の様子【コロニアル屋根】/横暖ルーフのカバー工法補修

コロニアルneo 施工前 
コロニアルneo 施工前 新しく屋根材をカバー設置するために、棟の釘やビスを慎重に外し、板金と貫板を取り外しします。

既存の棟板金取り外し 
既存の貫板取り外し 屋根材のみの状態にしたら、上から防水シートを覆いかぶせます。

既存の屋根材の上に防水シート設置 
既存の屋根材の上に防水シート設置 上のシートが下のシートを覆う形(重ね幅10〜15cm程度)にすることで雨水が浸入しにくくなります。棟部分も後で棟板金が被さる位置までシートを延ばします。防水性能を最大限に発揮させるために、浮きやズレが無いようし、シート同士の重なりが均一であることを確認します。

新しい屋根材の新設 
新しい屋根材の新設 防水シートの上から、新しい屋根材を新設します。

貫板の設置 
貫板の設置 新しい屋根材を重ねた後、貫板を設置します。
既存に使用されていた一般的な木製の貫板ではなく、腐食や腐朽に強く耐久性に優れている樹脂を含んだ貫板を新たに設置します。

屋根カバー工法補修後 
屋根カバー工法補修後 設置した貫板の上に棟板金を被せ、ビスで固定します。
最後に末端部分の防水処理を行えば完成になります。
ベランダ防水/トップコートによる補修(防水層の保護塗装)

ベランダ防水下地処理【ケレン作業】 
ベランダ防水下地処理【ケレン作業】 ディスクサンダーを使用して効率的にサビや浮いた旧塗膜、汚れを落とし下地を整えます。その後サンドペーパーを使用して表面を研磨して細かな凹凸をつけ、塗料の食いつきを良くします。

ベランダ防水 トップコート塗布補修 
ベランダ防水 トップコート塗布補修 防水層のトップコート塗装は、防水層そのものを保護し、寿命を延ばすために行う仕上げ作業になります。ローラーで均一に塗布し、膜厚を確保します。
完工前検査【検査後足場解体を行います】

足場解体前検査 
足場解体前検査 
足場解体前検査 
足場解体前検査 足場を解体する前に職人と現場監督が責任をもって最後の確認を行います。
お客様にも建物周りをご一緒に確認していただきます。また、足場を登らないと見えない部分は撮影した写真を見ていただきます。契約させていただいた施工内容に対し、お客様にご納得いただけるまで解体作業に進むことはありません。
お客様の了承を得た上で足場解体を行い、その後完工書類に記入をしていただき初めて工事が完工となります。
完工後、請求書と一緒に保証書をお渡ししております。お客様が安心して工事を任せていただけるように、工事期間中も施工が行われた日は写真と動画付きで進捗状況を報告させていただいております。
弊社では、お客様の納得と信頼に寄り添った工事を提案時から常々心がけております。外壁や屋根の補修でお困りやお悩みがある場合はお気軽にお問い合わせください!
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2025.09.10大田区蒲田本町にてアステックペイント塗料を使用した外壁屋根の塗装補修
Before 
After 
Before 
After お客様からのご要望とご提案内容
今回施工したお客様は、築年数から塗装補修自体は考えられていました。塗装補修をすること自体は決められていたので、弊社で扱っている塗料を耐久性別や機能別に色々紹介させていただきました。
提案させていただいた中でも、お客様は得に防汚機能に特化した塗料を魅力に感じられていました。
そのことを踏まえ、建物の美観維持とメンテナンス軽減につながる防汚機能に特化したアステックペイントの ”リファイン1000MF-IR” を勧めさせていただきました。
リファイン1000MF-IR は無機成分を配合しているため、緻密で強固な塗膜を形成します。この塗膜形成により汚れの付着を防ぎ、付着した汚れも雨水で洗い流されやすくなります。また、遮熱機能も備わっているため、熱吸収による外壁材の傷みを最大限に抑えることが出来ます。
工事の基本情報のご紹介
塗装平米数 外壁:約152㎡
屋根:約64㎡築年数 13年 前回の塗装 なし 費用 約142万円
※同様・同程度の工事を行った場合の目安です(2025年時点)使用材料 外壁:リファイン1000MF-IR(アステック)
屋根:スーパーシャネツサーモF(アステック)保証 10 年 工期 約3週間前後 担当 植木直史 現地調査時の様子(施工前の状況のご紹介)


サイディングボード外壁に必ず付随するシーリングの部分がうっすらひび割れ、隙間が空いているのが分かります。外壁のシーリングが傷んでいるということは、家の防水性や気密性が低下しているサインになります。放置すると雨水の浸入や外壁材の劣化につながるので注意が必要です。
耐久性が高く推奨される補修方法として、劣化したシーリングはすべて撤去し、新しいシーリング材を充填していきます。

モルタルでできている軒天の下には黒カビが発生しており、黒くなっています。
軒天は屋根の下にあり、直射日光が当たりにくいため湿気がこもりやすいです。防カビ、防藻性の機能が備わった塗料で塗装補修してあげることが望ましいです。


コロニアルは軽量で普及率の高い屋根材ですが、塗装による防水性に依存しているため、経年劣化でさまざまな症状が現れます。
写真からは色褪せや黒い雨染みが発生しているのが分かります。紫外線や雨風で塗膜が劣化し、色が薄くなっています。塗装が劣化すると水を吸い込みやすくなり、乾燥した後に黒いシミとして屋根材に残ります。これは防水機能が低下していることが考えられ、放置することで下地の防水シートや野地板の腐食につながります。また、屋根材自体の劣化が進んでしまうと塗装による補修が困難になり、葺き替えやカバー工法が必要になります。葺き替えやカバー工法は、塗装補修よりも費用が格段に上がります。
施工中の様子
1.足場組み


最初に、塗装工事するための足場組みを行います。通常の戸建てであれば、半日から1日で組むことが出来ます。足場組みの土台が完成したら黒いメッシュシートを家全体を囲うようにかけます。黒いメッシュシートは職人の落下防止の役割を担いますが、この後の工程で行う高圧洗浄の噴霧や、塗料、ケレン(削り作業)や補修の際に出る粉や破片を外に飛散しないようにします。
足場が揺れることで、部材が直接お家に当たり傷つかないよう、等間隔に緩衝材を当てています。
高圧洗浄にて塗装下地を整える




高圧洗浄は外壁や屋根塗装の前に必ず行う重要工程です。表面に付着したホコリや汚れ、コケやカビ、チョーキングの粉などを強い水圧で洗い流し、下地を清潔で健全な状態に整えます。
これを怠ると新しい塗料が密着せず、剥がれや膨れ、再びカビが発生する原因となります。
高圧洗浄は単なる清掃ではなく、塗装の耐久性を左右する基礎作業であり、塗料本来の性能を発揮させるために欠かせない工程になります。また、弊社では塗装面以外の洗浄もサービスさせていただいております。土間や塀などの頑固な汚れが落ち、家回りが綺麗になることで多くのお客様に喜んでいただいております!
養生


養生は、外壁や屋根塗装で塗らない部分を保護する作業です。窓や玄関、車、室外機などに塗料が付かないようシートやテープで覆い、足場や作業中の衝撃から外壁を守ります。養生が不十分だと塗料の飛散や汚れの原因になり、仕上がりにも影響します。しっかり固定し、作業後に速やかに撤去することで、美しく安全な塗装を実現するための重要な工程です。
塗装前のコーキング(シーリング)の補修

コーキング撤去中 
コーキング撤去後 コーキングとは、外壁や窓まわりの隙間を埋め、雨水の侵入を防ぎ、防水性を確保する重要な部材です。そのため、雨天時に既存の古いコーキング撤去、充填を行う作業は厳禁になります。この補修は、サイディングの外壁材を使用しているお家には必ずセットで行う必要があります。
隙間を密閉することで気密性や断熱性を高め、建物内の快適性を保っています。さらに、地震や温度変化による建物の伸縮を吸収し、ひび割れや外壁材の損傷を防ぎます。

コーキングの充填 
ヘラで整える まずカッターや専用工具で劣化したシーリング材を取り除いていきます。空いた隙間に接着剤(プライマー)を塗り、シーリング材の密着性を高めます。新しいシーリング材を充填し、ヘラで押し込むと同時に平らにしていきます。
下地の補強につながる下塗り

屋根の下塗り 
屋根の下塗り 
外壁の下塗り 
外壁の下塗り 下塗りは、外壁や屋根塗装で仕上げ塗料を長持ちさせるための重要工程です。塗装する表面の細かい傷や凹凸を埋める役割があり、下地の補強になります。また、下地の吸い込みを均一にして上塗り塗料の密着性を高め、剥がれや膨れを防ぎます。下塗りを適切に行うことで、上塗りの色ムラや透けも防ぎ美しい仕上がりと塗装の耐久性を確保できます。
塗膜の厚み確保するための中塗り

屋根の中塗り 
屋根の中塗り 
外壁の中塗り 
外壁の中塗り 中塗りは、上塗りを長持ちさせるための塗膜作りであり、外壁や屋根塗装で塗膜の厚みを確保することで上塗りの仕上がりを安定させる重要工程になります。上塗りの仕上がりを安定させることは防水性・耐候性・防カビ性能を確実に発揮させることに繋がります。
中塗りと上塗りは基本的に同じ塗料を使用します。
上塗りによる最終仕上げ

屋根の上塗り 
屋根の上塗り 
外壁の上塗り 
外壁の上塗り 上塗りは、外壁や屋根塗装の最終工程で、美観と耐久性を仕上げる重要な塗装です。下塗りと中塗りで整えた下地と塗膜の上に塗ることで、色やツヤを均一に仕上げ、建物の印象を美しくします。
また、防水性や耐候性、耐汚染性を確保し、塗装の寿命を延ばします。一番外側の層になるため、塗装による性能を最大限に引き出す工程になります。
付帯部塗装



付帯部塗装は、雨樋・軒天・破風板・水切り・鉄部など、建物の外壁や屋根以外の部分を保護する工程になります。素材に応じた下塗りで防水や防錆、防カビ効果を与え、中塗り・上塗りで塗膜を厚くして耐久性を高めます。紫外線や雨風から素材を守ることで劣化を防ぎます。付帯部を丁寧に塗装することで、建物全体の寿命と仕上がり品質が向上します。
外壁の色に合わせて付帯部ごとに色を選ぶことで美観を整えます。
最終確認点検後、足場の解体




足場の解体前に仕上がり確認を行います。その際、写真を40枚程度様々な角度から撮り、お客様にお見せしています。お客様に施工後状態を納得していただいた上で、足場解体を行います。
足場解体後も工事終了というわけではなく、完工書類にサインを頂き初めて終了となります。完工書類に記載していただき、その後請求書と保証書をお渡ししています。
弊社では費用予算や塗装する範囲など、お客様のご希望に沿った施工を心掛けています。
また、工事完了までお客様が不安にならないよう頻繁に進捗状況を写真付きで連絡させていただいております。
今のお家にそもそも塗装が必要なのか、そのようなお悩みでも構いません。お話のみのご相談や点検など無料で行っておりますので、お気軽にご相談ください!
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2025.09.06大田区南馬込にてトタン屋根、鉄部、木枠、モルタル壁の補修を行いました
Before 
After お客様からのご要望とご提案内容
今回のお客様は、前提として今回補修を行う家にしばらくの間の居住を想定しているとのことでした。一時的な住まいとお考えになっており、長期居住は想定していないとのことでした。ですが、ご近隣の方が屋根や外壁補修を行っているのをご覧になったことをきっかけに、経年劣化による雨漏りなどが心配になったということでした。このことを踏まえて、弊社では耐久性よりコスト重視で塗料を選ぶようにお勧めいたしました。また、屋根関しては瓦屋根であったため、費用を抑えて屋根補修を最低限行うのであるならば、瓦屋根以外の部分(トタン屋根)のみの補修を提案いたしました。また、雨漏りをしやすい部分として窓枠の木部の補修もお薦めさせていただきました。家の補修が優先であり、費用を最大限に抑えるため、家回りの塀塗装補修について塗装箇所から削ることができるという提案もさせていただきました。色をかなり悩まれていたので、カラーシュミレーションと色見本板による色合わせを行えるようにしました。
工事の基本情報のご紹介
平米数 外壁:150㎡ 築年数 45年 前回の塗装 20年 費用 約120万円
※同様・同程度の工事を行った場合の目安です(2025年時点)使用材料 外壁:セラミシリコン
屋根:デコルーフ(カバー)保証 外壁:7年
屋根:30年工期 2~ 3週間程度 担当 山田 太郎 現地調査時の様子(施工前の状況のご紹介)




劣化状態を計測した時点では、前回の塗装から期間が長く空いていたこともあり外壁の表面に構造クラック(ひび割れ)ている部分が多くみられました。これを放置していると、ひび割れから雨水が浸入し、雨漏りの原因にもなります。また、雨水が内部に侵入することで、内部構造の腐食を引き起こしたり、モルタル壁自体の剥離現象につながる恐れがあります。また、木造建築ということもあり隙間からシロアリ被害を発生させてしまう恐れもあります。トタン屋根と床下を支えている鉄部は写真の様に錆が深刻化しており、放置することで穴あきや破損につながり、建材の強度が低下してしまうことが伺えます。


木部は全体的に色褪せ変色しており、右上の写真では腐食がかなり進んでいることが分かります。木部は劣化状態が激しいと部分交換や張替えが必要になり、塗装のみでは補修できないケースがあります。
施工中の様子
足場組み


まず最初に、塗装補修を行うための足場組をします。通常の戸建てであれば半日~1日程度で組み終わることが出来ます。住宅街で行う際はご近隣の方への協力や理解が必要なケースがあります。(工事にあたり、一時的にお隣様の敷地をお借りして足場を設置させていただく場合があります)
弊社では事前に工事日程や挨拶を含めて許可を頂き、周りの方のご理解の上で進めさせていただいております。
高圧洗浄




足場を組み終わると、高圧洗浄を行います。高圧洗浄は天候関係なく予定通りに行えます。塗装面のすべての箇所を丁寧に洗い下地を整えていきます。高圧洗浄では専用の機械で当てていくので、多少の噴霧が周囲にかかることがあります。これを予防するために足場の周りには黒いメッシュシートを張っています。ですが念のため、近隣の方には事前に説明を行い、その日のお洗濯干しを外で行うのを控えていただくようお願いしております。
居住期間を踏まえて、耐久年数に合った塗料を使用した外壁補修(下塗り)


洗浄が終わり次第、壁をしっかり乾燥させ塗装面以外を養生していきます。左上の写真のオレンジのテープ部が養生になります。養生をすることで、塗装面と塗装面以外の境界線を綺麗に仕上げることが出来ます。建物全体の養生が終わり、下塗りをしていきます。
下塗りは、素地(外壁や屋根の下地材)と上塗り材をしっかりと密着させる「接着剤」のような役割を果たします。下塗りが不十分だと、数年で塗膜が剥がれてしまう原因になります。
モルタルやコンクリート、スレート屋根などの素材は、そのままでは塗料を吸い込みやすい性質があります。下塗りを行うことで吸い込みを均一に抑え、上塗り材の発色や性能を安定させることができます。また、表面の細かい傷(ヘアークラック)や凹凸を滑らかにし、下地を整えてる役割もあります。
居住期間を踏まえて、耐久年数に合った塗料を使用した外壁補修(中塗り)


次は中塗り作業にはいります。
塗料は「塗布量」と「乾燥時間」が守られてはじめて性能を発揮します。下塗りを薄く塗りすぎたり、乾燥不十分のまま次の工程に進むと、剥がれや膨れの原因になります。メーカーの基準を守ることが大切です。中塗りの役割は、塗膜に十分な厚みを持たせて耐候性や防汚性、遮熱性などの機能を補助する役割があります。
居住期間を踏まえて、耐久年数に合った塗料を使用した外壁補修(上塗り)


上塗りでは、艶や色ムラの調整を行い、色や光沢を出す工程になります。最後の層になるため外観の仕上がりや塗装の美しさは、この上塗りで決まります。また、塗膜の防水性や耐候性、耐汚染性などの機能は上塗りで発揮され、塗装全体の耐久性と見た目の完成度が決まる工程になります。
木部の下地処理と塗装補修




木部は他の建材に比べて吸水性が高く、劣化しやすいため、塗装前の下地処理が非常に重要です。
やすりを使用して木の表面を軽く削りました。適切な処理を行うことで、塗料の密着性や耐久性が格段に向上し仕上がり状態の見栄えも良くなります。




木部には、専用の木材用塗料を使用することで、紫外線や雨水、カビ・腐朽・シロアリなどから木材を守ることができます。
鉄部の下地処理(ケレン)と塗装補修

鉄部ケレン作業 
鉄部ケレン作業 鉄部は時間とともに錆びや古い塗膜が劣化するため、そのまま塗装しても塗料がうまく密着せず、耐久性が低下してしまいます。ケレン作業は、その問題を防ぐために行われます。またケレンにより鉄の表面にわずかな傷(目荒し)をつけることで、塗料が入り込みやすくなります。

鉄部塗装 
鉄部塗装 鉄部は屋外にあると錆びやすく、塗装で保護することが重要です。密着性が高く、防錆効果がある塗料で補修していきます。
その他付帯部塗装


外装補修では、屋根や外壁以外に、建物に付随している様々な細かい部分おいても専用の塗料で塗装していきます。建物を全体的に塗装補修することで古びた印象から生まれ変わり、美観を保つことが出来ます。雨樋や破風板、水切りなど付帯部の劣化を放置すると、部分補修では対応できず、大規模な修理や交換が必要になってきます。屋根・外壁同様、これ以上の悪化を遅らせ耐久性を維持していくという点において重要な塗装部位になります。
トタン屋根のカバー補修

1.既存のトタン屋根 
2.既存のトタン屋根の上に防水シートを貼る 
・防水紙の上から板金でカバーをする トタン屋根のカバー工法による補修は既存のトタン屋根の上に新しい屋根材を重ねることを指します。
既存屋根を撤去せずに新しい屋根をかぶせることで、短期間で耐久性や断熱性を向上させることができます。最近は、軽量の屋根材もたくさん出てきているので、カバーによる重さを気にしている方にもお薦めです。
既存のトタンの状態が著しく劣化している場合は、撤去して全面葺き替えの方が安全になってくるケースもございます。一度点検を行い、その上で専門の方の意見を参考することをお勧めします。
足場解体前の検査




足場を解体する前に職人と現場監督が責任をもって最後の確認を行います。
お客様にも家回りを確認していただきます。また、足場を登らないと見えない部分は撮影した写真を見ていただき、納得していただくまで解体作業に進むことはありません。
足場解体後は、完工書類に記入をしていただき初めて工事が完工となります。最後に請求書と一緒に保証書をお渡ししております。お客様が安心して工事を任せていただけるように、工事期間中も施工が行われた日は写真と動画付きで進捗状況を報告させていただいております。お客様の納得と信頼に寄り添った工事を提案時から心がけております。外壁や屋根の補修でお困りやお悩みがある場合はお気軽に弊社までお問い合わせください!
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2025.09.04大田区南馬込にて蔦(ツタ)の撤去と屋根工事、リシン外壁塗装を行いました
Before 
After お客様からのご要望とご提案内容
施工を依頼していただいたお客様は、新築の建て売りを同時に購入されていた近隣の方が外壁工事を行ったことをきっかけに、築年数的にも塗装補修をした方が良いのかと、ご検討されていました。
弊社では現状時点での屋根と外壁の劣化状態の診断書(写真付き)を無料で作成し、お客様にお渡しする際、ご説明させていただいております。同じ築年数であっても日当たりの違いなどの立地環境により、劣化症状の度合や種類が異なってきます。今回のお客様は診断書を通して、築15年前後で現状の劣化状態であれば、同じくらいの年数の耐久性がある塗料であれば十分であるということでした。お客様もご希望を踏まえて、遮熱効果機能を備えたリコンREVO1000‐IR、スーパーシャネツサーモSiをお勧めさせていただきました。
また、ツタの生えていた壁のダメージ跡を消したいということだったため、1部リシンを吹いてからの塗装の提案をいたしました。
工事の基本情報のご紹介
外壁平米数 145㎡ 屋根平米数 56㎡ 築年数 15年 費用 約115万円
※同様・同程度の工事を行った場合の目安です(2025年時点)使用材料 外壁:シリコンREVO1000‐IR
屋根:スーパーシャネツサーモSi保証 10年 工期 3週間程度 担当 小西圭司 現地調査時の様子(施工前の状況のご紹介)




リシン外壁がツタにより、ダメージをうけており表面が剥がれている状態でした。リシンは防止性のある外壁仕上げ材ですが、剥がれて下地が露出すると、そこからの雨水や湿気が侵入しやすくなります。
また、建物全体の塗膜防水効果が切れており、雨水や湿気がこもりやすくなり、表面には黒カビが生えている状態でした。
リシン外壁にとって再塗装・補修の適齢期は10~15年を目安とされています。放置すると、塗装補修とは別に、傷みが出ている分の補修費用が確実に増えていきます。今後のタイミングで塗装補修を行う予定があるのであれば、必要に応じて早めの点検やメンテナンスをお勧めしています。


上の写真はドローンにより撮影したものです。
コロニアル屋根(スレート屋根)は写真からも分かるように黒いシミのようなものが縦に入っています。これは屋根表面の防水塗膜が劣化して、湿気を含みやすくなっている状態とも言えます。雨が降る度に水分を吸収してしまっているため、屋根材(コロニアル)自体の劣化や腐食を加速させます。
また、紫外線による影響から色褪せが進んでいるのが見て取れます。
施工中の様子
足場組


足場組みは塗装作業効率と安全性を確保するために設置されます。また、塗料の飛散防止のために黒いメッシュシートを張ります。設置に要する時間は半日~1日程度で、解体には半日程度かかります。作業日当日は、大きな金属音(打音・組立音)やトラックの出入りがあるため近隣への事前挨拶が必要になります。
弊社では近隣の方に工事日程を含め、ご挨拶とともに事前にアナウンスをさせていただいております。
高圧洗浄




通常であれば足場組日の翌日に塗装前の家全体の高圧洗浄を行います。長年の大気汚れ・排気ガス・汚れ・カビ・コケ・古い塗膜を洗い流すことで、清潔な下地を作ることができます。下地を整えることで、塗料の密着性が向上し、塗装後の耐久性や防水性がアップします。
高圧洗浄では、塗装面以外の土間や玄関、外構などの家回りもこの機会にサービスで洗浄させていただいております。
蔦(ツタ)の撤去


高圧洗浄ではリシンの凹凸に食い込んで取り除けなかったツタの欠片を細かいブラシで優しく取り除いていきます。
遮熱塗料で快適さを向上させるための屋根塗装と外壁塗装【下塗り】

屋根材補修 
屋根材補修 屋根の下塗りを行う前に、塗装では埋まらない屋根材の大きなヒビや欠けている部分などはコーキングにて補修をしていきます。屋根材の補修後は塗装は下塗り→中塗り→上塗りの順で行っていきます。

屋根下塗り 
屋根下塗り 屋根材を整えたら、下塗りをローラーにて行っていきます。
下塗りは見た目に影響しない地味な工程ですが、しっかりと行うことで塗装の寿命や品質に大きく影響してきます。今回の様に劣化しているコロニアル屋根(スレート屋根)は屋根材が塗布した塗料を吸い込みやすいため、専用の下塗り材を使用し吸い込みを抑えていきます。下塗り材には小さなひび割れを埋めたり、表面の傷細かい傷を滑らかにする役割があります。


外壁塗装では下塗りを行う前にツタの影響でリシン壁が剥離しボロボロになっていたところを専用の化粧材を吹き付けて補修し肌合わせをました。

外壁下塗り 
外壁下塗り 化粧材で表面を整え、綺麗に凹凸模様が戻ってから下塗りに入りました。下塗りの役割に関しては屋根と同様になります。
遮熱塗料で快適さを向上させるための屋根塗装と外壁塗装【中塗り】

屋根中塗り 
屋根中塗り 
外壁中塗り 
外壁中塗り 下塗りの乾燥後、中塗りを進めていきます。中塗りでは上塗りと同じ塗料を使用することが多いです(共通塗料)。中塗りでは塗膜の厚さを確保する役割があり、下地の色ムラや凹凸を隠し、上塗りの仕上がりをより美しくします。下塗り+中塗り+上塗りの3層で、メーカーが指定する「適正な塗膜厚」を実現させます。
遮熱塗料で快適さを向上させるための屋根塗装と外壁塗装【上塗り】

屋根上塗り 
屋根上塗り 
外壁上塗り 
外壁上塗り 中塗りをしっかり乾燥させた後は、中塗りで使用した塗料を使用して上塗りを行い、完成になります。
上塗りでは、下塗り・中塗りを守る最後の保護層の役割を果たします。「美観」「防水」「耐「保護」といった塗装本来の機能を完成させます。塗料メーカーが推奨する仕様に基づいて、正しい工程・適切な塗布量・乾燥時間を守って施工することが、高品質な塗装につながります。今回は遮熱塗料を使用したので、屋根材が受ける紫外線・赤外線の量を大幅にカットし、屋根材自体の温度上昇も抑えられ、一般的な塗料を使用するよりも劣化を遅らせることができます。
付帯部塗装とベランダ床のトップコート塗装

雨樋塗装 
雨樋塗装 
水切り塗装 
水切り塗装 付帯部とは外壁と屋根以外の他の部材のことを指し、破風板/鼻隠し/軒天/水きり/シャッターBOXなどがあります。アルミ以外の部材は塗装範囲になってきます。(アルミは塗装しても剥がれやすいため)
写真は雨樋と水切りの塗装様子になります。付帯部の種類と多さ(塗装面積)は各戸建てによって異なります。
付帯部も劣化するため、屋根壁同様に塗装による保護が必要になってきます。また、壁や屋根のみを塗装しても付帯部が色褪せていたり、サビが発生していると見た目がちぐはぐになってしまいます。全体を塗装することで新築のような統一感を出すことができます。
外壁屋根と同時に施工することで、足場代や作業費を抑えられるメリットがあるため、弊社では付帯部塗装を含めた金額をお客様に提示させていただいております。付帯部は見積もり上で塗装部として選択が可能となっておりますので、お客様が必要ないとした場合は、塗装部から一部外すケースもございます。お客様のご要望やご希望に沿った施工を心掛けておりますので、お気軽にご相談ください。

ベランダトップコート塗装 
ベランダトップコート塗装 ベランダ床は、防水層にダメージが出ていない場合はトップコート塗装補修を行っております。

ベランダに荷物がある場合、万が一、壊れてしまうといけないものは基本的にお家の中に入れていただくようにお願いしています。それ以外のものは、お客様の了承を得た上で、足場の上に括りつけ移動をしています。
塗装終了後、足場解体前の検査




仕上がり確認を行う際に写真を40枚程度様々な角度から撮り、お客様にお見せしています。
お客様に施工後状態を納得していただいた上で、足場解体を行います。
足場解体後も工事終了というわけではなく、完工書類にサインを頂き初めて終了となります。その後請求書と保証書をお渡しいたします。
弊社では費用予算や塗装する範囲など、お客様のご希望に沿った施工を心掛けています。工事完了までお客様が不安にならないよう頻繁に進捗状況を写真付きで連絡させていただいております。
今のお家にそもそも塗装が必要なのか、そのようなお悩みでも構いません。お話のみのご相談や点検など無料で行っておりますので、お気軽にご相談ください!






