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大田区南馬込にて梅雨前にベランダ床の雨漏り箇所を補修しました2025.06.13

大田区南馬込にて梅雨前にベランダ床の雨漏り箇所を補修しました

先日、大田区南馬込にて梅雨前に2階のベランダ床の雨漏り箇所を補修(防水塗装)しました。

今回は戸建て2階部分のベランダ床の防水効果が切れ、お客様自身が1階と2階を繋いでいる玄関横の外柱(防水効果切れ箇所の真下)に水が伝っているのを雨天時に発見したことがきっかけでした。

防水補修ではトップコートのみを前回の防水部分表面に塗布するやり方と、ウレタン防水密着工法(下地剤のプライマー塗装→ウレタン防水塗装→トップコート塗装)があります。ウレタン防水を塗布することでウレタン層が出来上がり、この層が防水効果の役割を果たします。今回の場合、雨漏りをしているという点から防水効果は切れており(ウレタン防水層がダメージをうけていて機能していないため)、もう一度ウレタン防水を塗布し、ウレタン防水の層をつくってあげなければなりません。防水補修のやり方には、シート防水・ウレタン防水・FRP防水の方法があります。既存のベランダ部の防水がウレタン防水であったことも含め、今回はウレタン防水補修の内容で進めさせていただきました。

防水塗料

プライマーを全体に塗布し乾燥させると下地の土台が完成します。下地材のプライマーを最初に塗装をすることで、ウレタン防水の床への密着度を向上させます。下地材の次に、ウレタン防水塗料(ウレタン+硬化剤+シンナーを撹拌したもの)を立ち上がりの面から塗布していきます。その後平らな面を塗り乾燥させ2層目を完成させます。乾燥した翌日にトップコート(保護機能をもつ仕上げ材)を塗布し施工完了となります。トップコートは硬化剤+トルエンを撹拌したものになります。

防水塗料撹拌
ウレタン塗装

ウレタン防水塗料を塗る際に、シンナーを含めるのは塗料の粘土を調節するためです。立ち上がり部は垂直になっているため、重力により塗布した塗料が乾燥前に流れないように、平らな面に塗布する場合よりも粘性を持たせる必要があります。

防水トップコート
防水トップコート

薄い灰色が一層目のウレタン層になり、濃い灰色部分がトップコートになります。このように仕上がりを意識し端の際がはみ出ないよう、細い筆で囲ってから太いローラーで塗っていきます。

ウレタン塗装をしたベランダ

お客様からよくいただく「ベランダ塗装時のベランダにおいている物は移動するのか」というご質問なのですが、こちらで移動できるものはさせていただきますが、壊れてはいけない大切なものは事前に室内にしまっていただけると助かります。室外機などはこのように紐で柵に括りつけ、底を浮かした状態で全面をきっちり塗装させていただきます。今回は2階の補修工事でしたが、外側から足場を組まずにできる場合もございます。梅雨や台風時にお家が悪天候にさらされることで一気にダメージを受け劣化が進みます。雨漏りなどが発覚している場合、早めの対処や応急処置が最終的な全体の補修費用を大きく作用するので、まずはお気軽にご相談だけでもしていただけたらと思います。

今回は防水工事後に、柱の補修もあるため最後まで責任をもって施工をさせていただきます。また、雨漏り補修の場合、工事が終わり次第完工ではなく、実際に雨の日を過ごしていただき最終確認を一緒にさせていただければと思います。お客様が「弊社に任せてよかった!」と思っていただけるよう、寄り添える工夫をできる限りいたします。



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