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外壁改装時に防水性を高めるポイント【目地処理について】2026.02.21
外壁改装において防水性を高めるために、最も重要なポイントの一つが「目地処理」です。特にサイディング外壁の場合、ボードとボードの継ぎ目に充填されているシーリング(コーキング)は、建物の防水性能を左右する非常に重要な役割を担っています。
外壁からの雨水侵入は、塗膜の劣化部分だけでなく、目地のひび割れや肉やせ、剥離部分から発生するケースが多いです。




目地は常に紫外線や雨風にさらされ、さらに建物の揺れや温度変化による伸縮の影響も受けるため、想像以上に負担がかかっています。そのため、塗装工事の際には単に上から塗るだけではなく、目地の状態を正しく診断し、適切な補修方法を選択することが重要になってきます。
目地補修には「打ち替え工法」と「打ち増し工法」があります。基本的には既存のシーリング材をすべて撤去して新しく充填する打ち替え工法が推奨され、弊社ではこの補修方法を採用しております。古いシーリングの上から重ねるだけでは、内部で劣化が進行している可能性があり、防水性能を十分に確保できないためです。ただし、窓枠まわりなど構造上撤去が難しい箇所では、お客様と相談の上、状況に応じて打ち増しを採用することもあります。






また、使用するシーリング材の種類も防水性を左右します。耐候性・耐久性に優れた変成シリコン系や高耐久タイプを選定することで、長期間にわたり防水機能を維持することができます。さらに重要なのが「プライマー処理」です。下地とシーリング材を密着させる接着剤の役割を果たすため、この工程を丁寧に行わないと、早期剥離の原因となります。


施工時には、適切な厚みを確保するためにバックアップ材を入れ、三面接着を避けることも大切です。これにより、建物の動きに追従しやすくなり、ひび割れを防止できます。充填後はヘラでしっかり押さえ込み、内部に空気が残らないように仕上げます。


外壁塗装は表面の美観回復だけでなく、建物内部を守る「防水工事」でもあります。目地処理を丁寧に行うことで、雨漏りリスクを大幅に軽減し、住まいの寿命を延ばすことにつながります。
見えにくい部分だからこそ手を抜かず、適切な材料選定と確実な施工を行うことが、防水性を高める最大のポイントです。






